2009年11月27日
シナモンの香りはスペインの香り。野菜もお肉料理もデザートもシナモンづくし♪
甘いお菓子だけでなく、料理にも幅広く使われるスパイス、シナモン。
3回目でご紹介したカルダモンと同じように、西洋東洋問わずに色んなお料理に使われています。
前回は和食の味付けを、シナモンスティックを使って、中華風の味付けに変身させましたが、今回はスペイン料理でシナモンの力をご紹介♪
というのもスペインでは、お菓子に必ずと言っていいほどシナモンの香りが付けられ、お料理にもとってもよく利用されているから。
シナモンはナツメグやサフランとともにスペイン料理にはなくてはならないスパイスなんです。
それは、ムーア人による影響だといわれています。
シナモンを使用することのほかに、肉や魚にフルーツやナッツを組み合せて調理すること、米を使うこともスペイン料理の特徴。
これもムーア人の影響なんですって。
スペイン料理に、中東やアフリカの料理を感じるのはこうした理由からなのでしょうね。
今回はそんなシナモン好きなスペインの料理で、シナモンづくしプレートにしました。
野菜もお肉もデザートもシナモンの香り♪
シナモンばかりでしつこいかというとそうではありません。
しっかりと風味はあるのに素材の味を邪魔せず、むしろ引き出す効果があるように感じます。
日本ではあまりない組み合わせなので、ちょと躊躇しちゃうかもしれませんが、実はいつものお肉のソテーにシナモンパウダーをぱらっと加えるだけ。
なので、いつものお料理をちょっと変えたいな〜という時に、すぐに変化をつけることができます。
アップルパイなどいつものお菓子作りに使ったシナモンパウダーがちょこっとあまったら、ぜひぜひお試しください♪
鶏もも肉 1枚
塩 小さじ1/4
たまねぎ 1/2個
にんにく 1かけ
オリーブオイル 大さじ1
スライスアーモンド 大さじ2
レーズン 大さじ2
白ワイン 1/4カップ
★塩 小さじ1/2
★シナモンパウダー 小さじ1/2
★水 1/2カップ
作り方:
1、鶏もも肉は2等分にし、塩をもみこむ。玉ねぎ、にんにくは薄切りにする。
2、フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけて熱し、温まったら鶏肉を皮から入れてこんがりと両面焼き色をつける。焼き色がついたら玉ねぎ、にんにくを加えてしんなりするまで炒め、アーモンドスライス、レーズンを加える。
3、2にワインを注ぎ充分沸騰したら★を加えて混ぜ合わせ、水気がなくなるまでそのまま煮込んで出来上がり!
材料:2人分(8cmココット2個分)
ほうれん草 1束
バター(有塩) 40g
★シナモンパウダー 小さじ1/2
★塩 小さじ1/4
シュレッドチーズ 大さじ3
作り方:
1、ほうれん草は3cm長さに切る。
2、フライパンにバターを入れて中火にかけ、半分溶けたくらいで1を加え、クタクタになるまで炒めたら火を止め、★を加えて混ぜ合わせる。
3、耐熱容器にバター(記載外)を塗り、2を等分に分けて入れ、チーズをのせたら、あらかじめ温めたオーブントースター(1000w)で15分焼いて出来上がり!
材料:2人分
生米 1/4カップ
★牛乳 1カップ
★水 1カップ
砂糖 大さじ3
レモン汁 小さじ1/2
シナモンパウダ― 小さじ1/4
シナモンパウダー(ふりかける用) 適量
作り方:
1、お米はさっと洗って耐熱ボウル(2Lがちょうどよい)に入れ、★を加えて混ぜ合わせ、ラップをしてレンジ(600w)で15分加熱する。
2、1に砂糖を加えてざっと混ぜ合わせ、ラップをして再度レンジで3分加熱する。
3、2にレモン汁とシナモンパウダーを加えて混ぜ合わせ、器に盛り付けて食べるときにシナモンを振って出来上がり!
*本来は冷たく冷やして食べますが、この時期なので温かいままどうぞ。
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