筋肉料理人の家呑みレシピと時々、アウトドア
筋肉料理人
筋肉料理人の家呑みレシピと時々、アウトドア

お正月、残った刺身で漬けちらし寿司

筋肉料理人さんの公式連載です。おうち飲みにぴったりな、ビールや日本酒にあう簡単おつまみレシピをご紹介します。今回は「お正月、残った刺身で漬けちらし寿司」です。
2015/12/31
2023/07/19
view
ケーキみたいな巨大ハンバーグ!...
記事一覧
正月、ご馳走の後は、さっぱりし...

漬けブリの海鮮ちらし寿司33.jpg


∩・∀・)こんにちは~筋肉料理人です!

皆様、お元気ですか~

今年もあと僅かになってきましたねえ、毎年の事ですが仕事に追われる毎日で、あっといまに一年が、また過ぎ去って行こうとしています。歳をとるほどに一年を早く感じるって本当だなあ~としみじみ感じています。ですが今年も沢山の料理を作り、沢山の料理レシピ制作の依頼を承ったのは幸せな事だと思っています。昨日も来年1月末に開催される天吹酒造さんの蔵開きイベント用料理の試作をしていました。野菜を使った面白い料理をつくるので、こういう新しいチャレンジができるのは勉強になるし、作った後の充実感があって楽しいです。イベントの詳細は年が明けてから紹介させて頂きます。

さて、正月といえば正月料理。親戚が多いご家庭なら、親戚が集まり、ご馳走を囲んでの大宴会があると思います。そんな時、ブリを1本とか、カンパチを1本用意するってご家庭があるかとお思います。ブリ1本、刺身にすると凄い量になり、かなりの人数でないと食べきれないと思います。そんな時、刺身が余っちゃった!なんてことになって時にお勧めの料理です。

漬けブリの海鮮ちらし寿司01.jpg

 


刺身が余ったら、鮮度が落ちないうちに漬けにするのは如何でしょう?漬けというのは刺身の醤油漬けの事で、刺身をしょう油タレに漬け込むことで味が染み込み、ご飯にのせると美味しく食べられます。刺身を美味しく食べる一つの方法であり、もう一つの効果は、しょう油タレに漬け込むことで味が染みるとともに脱水され、しょうゆの抗菌作用で、冷蔵すれば翌日でも生食できるんです。しょう油タレに日本酒を多めに混ぜると生臭さも感じません。

ぶりのしょう油漬け09.jpg

ぶりのしょう油漬け05.jpg

漬けブリの海鮮ちらし寿司19.jpg


作り方は超簡単でして、私の場合、刺身しょう油に砂糖と日本酒を混ぜ、これで刺身を漬け込むだけです。砂糖を入れて甘くするのは味が濃い目になるのと、しょう油の甘辛がご飯にとても良く合うからです。これをご飯にのっければ漬丼になります。下の画像はカツオの漬丼です。

鰹漬丼03.jpg


そしてこれを酢飯にのっければ、海鮮漬けちらし寿司になります。具は錦糸卵、大葉、甘酢生姜、刻み海苔などあれば、お客さんにも出せる料理になりますよ。錦糸卵を作るのが、普通なら、ちょっと手間なんですが、錦糸卵は電子レンジでも作れます。電子レンジで薄焼き卵を作り、これを細く切ればいいので簡単です。下の動画で作り方を紹介してますのでご覧ください。漬けタレのレシピはこちらです。→漬けブリの海鮮ちらし寿司


ういう感じで余った刺身を漬けにすることができますが、これさえも余っちゃった!なんて事もあると思います。そんな時は唐揚げにするか、焼いちゃいましょう。タレに甘味があるのでタレをしっかり切り、卵液などまぶしてから片栗粉を多めにつけて揚げれば、美味しい魚の唐揚げになりますよ。

余った刺身の活用、その他の料理としては、

余った刺身でしょうが焼き

残った刺身の生姜焼き01.jpg


余った刺身の南蛮漬け

南蛮漬け完成01.jpg


余った刺身で竜田揚げ

かつおの竜田揚げ03.jpg


これらの料理もおすすめです!


今年もお世話になりました。

来年も宜しくお願いします。

皆様、よいお年をお迎えください!

ケーキみたいな巨大ハンバーグ!...
記事一覧
正月、ご馳走の後は、さっぱりし...
お知らせ
アンケート回答でプレゼントがもらえる♪アプリダウンロードキャンペーン実施中!
筋肉料理人さんのこれまでの記事
この記事のキーワード
筋肉料理人さんのプロフィール
筋肉料理人

佐賀県在住の料理研究家。「どこでも手に入る材料で作れるおいしい料理」をモットーに、ブログ・YouTube等で写真や動画を使ったわかりやすいレシピを公開中。著書に『筋肉料理人の男子ゴハンレシピ』『最高の晩酌つまみ』(ともに宝島社)などがある。趣味はニックネームの由来でもある筋トレの他、バイクや熱帯魚など多岐に渡る。

 

<ブログ>
魚料理と簡単レシピ

<X(旧Twitter)>
筋肉料理人 藤吉和男(@kinniku)

<YouTube>
筋肉料理人の簡単レシピ、魚料理

 

※筋肉料理人さんへの取材・仕事依頼はこちら