2016年7月で本連載を終了し、新連載「すぐできる!エリオットゆかりのラクうま麺レシピ」を開始いたしました。是非お楽しみください!
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究極のフィッシュ&チップスを作ろう ①チップス

  
 
DSC_6769.JPGイギリス料理の代表と言えばフィッシュ&チップス!
日本と同じ島国なのにお魚料理が割と少ないのですが、こちらは世界に誇れる(笑)イギリス料理♪
 
フィッシュ&チップスの専門のお店を始めとして、パブレストラン、そしてちょっとおしゃれなレストランでもよく目にするイギリス人からも愛されているお料理です。
家の近くに専門店がありますが、そこはすべてガラス張り。横を通るとお店の中が丸見えです^^
小さな子供連れからお年寄りまで幅広いお客さんでいつも満員!誘惑に負けて食べたい〜〜とふらふらお店に入ってしまうこともしばしばです。(笑)
 
今日から「フィッシュ&チップス」お料理教室をここで開講しま〜す♪
5回コースでフィッシュ&チップスのお話を交えながら楽しく作りましょう!
 
①Chips (チップス)←存在感のある準主役!
②Mushy peas(マッシーピーズ)←イギリスではつぶしたグリンピースを一緒に添えてあることが多いです。
③Battered cod (バタード コッド)←主役のフィッシュ♪
④Tartare sauce (タルタルソース)←日本でもおなじみですね♪
⑤Currey sauce (カレーソース)←イギリス北部でフィッシュ&チップスに添えられる事が考えられたそうです。大量のチップスもこのソースのおかげで美味しく一杯食べられます♪
 
全部そろったら世界中どこにいてもイギリス気分を味わえま〜す♪(笑)
ギネスビールも忘れずに!!
 
では今日は第一回目!
チップスからスタートです!
 
このチップス!最初はカリッとしているんだろうな〜と思っていたのですが、お店で食べたチップスはホクッとしていてじゃがいも本来の美味しさを味わえるものでした。
もちろんお店によってはファーストフードのハンバーガー屋さんでで食べるようなカリッカリッっとしたものもありますが、イギリスのフィッシュ&チップスのお店で味わえるような素朴なホクホクした味わいのチップスを今日はご紹介したいと思います。
 
皮なしが多いイギリスですがたまに皮つきのチップスも見かけます♪
 
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切り方もさまざまです!(笑)一般的には1センチぐらいの棒切りになっているものが多いです。
 
そして美味しいチップスの鍵は2度揚げ!
最初はやわらかくするつもりで!そして2度目は外をからりとさせるためです♪
 
材料 2人分
 
じゃがいも2個
 
揚げ油 適量
 
作り方
1、じゃがいもの皮をむいて1センチの棒切りにして、水に浸してざるにあけて、キッチンペーパーでしっかり水気を拭き取る。←水気を完全に拭き取ることが美味しいチップスを作り上げます!
 
2、大きな鍋にたっぷりの油を熱し(今日は中華鍋を使いました。)160℃(低めの中温)でじっくり中まで火を通し一度油から取り出し油を切り、油の温度を180℃(高温)に上げてもう一度じゃがいもを入れて今度はきつね色になるまで揚げて完成。
 
3、仕上げに塩(分量外)を振る。
 
本当はモルトビネガーというお酢をかけて頂くのが一般的。このお酢は病みつきになる美味しさなんですよ^^
やっぱり一度は本場イギリスでこのフィッシュアンドチップスを味わってほしいな〜♪
 
*ポイント*
1、じゃがいもの水気はしっかり拭き取りましょう。(私は一度拭いてから更にもう一度繰り返しました。)
2、油の温度の目安は菜箸を油の中に入れて低温は先から泡が少しずつ出るぐらい。中温は全体から泡がまんべんなく出ている状態。高温は全体から細かい泡がたくさん出ている状態。
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エリオットゆかり

イギリス在住。かわいい息子とおちゃめな娘、日本語堪能なイギリス人の夫の4人家族。2002年に趣味が高じて、和食&アジアン料理を中心としたケータリングビジネスを立ち上げる。また自宅で料理やテーブルコーディネートの教室を開催。著書「エリオットゆかりのシンプルなごちそう」(宝島社)も好評発売中。

簡単でおしゃれな創作料理が話題のブログ「Yukari's Happy Kitchen ~キレイになれる食べるビューティーライフ~」も要チェック!

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