里芋とひき肉の煮っころがしby 料理家 平井一代さん

【料理紹介】

私の母の実家は福井県大野市です。
母の実家から送ってきてもらった里芋は
と~ってもおいしいのです(*^▽^*)。

普通の里芋だと、皮をむいて下茹でぬめりを取って・・・
という作業をしますよね。
それはそれでとってもおいしいんですけども。

大野の里芋は皮つきのまま、煮込んで食べられるんです。
しかも、とっても美味しい!!
ギュッと旨味がつまって、実が締まっていて、ねっちりとしてるんです。

【人数】:4人分 【調理時間】:15~30分
【材料】
大野の里芋 500g
合びき肉  100g
みりん 大さじ3
砂糖  大さじ1
しょうゆ 大さじ4

【作り方】

  1. 鍋にひき肉を炒める。(油は不要)ひき肉の色が変わったら里芋を加え、水を里芋がかぶるくらいに入れる。
  2. 沸騰させ、アクをひいたら砂糖、みりん、しょうゆを加え弱火~中火におとして、コトコト煮る。
  3. 煮詰めていき、煮汁を絡めるように煮る。(味を見て調整ください)
  4. 煮汁がほどんどなくなったら出来上がり。
    ※通の里芋の皮をむいて使っても大丈夫です!

【ワンポイントアドバイス】

さて。なんで大野の里芋がおいしいかというと・・・
里芋のおいしさの素は、栄養的にも優れている、あのぬめりです。

普段、里芋は
皮をむいてぬめりを落としてから調理することが多いのですが、
大野の里芋は、土がついたままの里芋を
水車の中に入れて、山からの清流を使ってゴロゴロと水洗いします。
すると、、土と表皮だけが取れた、
ぬめりはそのままの真っ白な里芋となります。 なので、
余計にぬめりを取ってしまうことがないんですね。
味付けを特に濃くすることなく、里芋本来の味を充分楽しめるので、
皆さまにも機会があったら是非お試しいただきたいです( ´艸`)。