栗の渋皮煮by あーぴん (道添明子)さん

【料理紹介】

栗の鬼皮を渋皮を傷つけないように剥いて、何度もゆでこぼして、丁寧に作りますが、時間をかけて手間をかけると美味しい栗の宝石が出来上がります。

【人数】:5人以上分 【調理時間】:1時間以上
【材料】
栗皮付き 500g
砂糖 250g
重曹(食品用) 小さじ1
水あめ 大さじ1~2
薄口醤油 小さじ1

【作り方】

  1. 栗はかぶるくらいのお湯につけておく(6時間以上)
    栗の「座」といわれる色の変わっているザラザラしたところに軽く包丁を入れて包丁の角を使い鬼皮を取り除く。
    栗が乾かないように剥き終わった栗も常に水に漬けておく。(筋のようなものはここでは無理に取らない)
  2. ホーローまたはステンレスの鍋に水5カップ、重曹を入れて火にかけて、栗を入れて弱火で10分茹でる。
  3. 流水で冷ましながら、この段階で取れなかった筋を丁寧に取る。(この後は崩れやすいのでここできれいにしておく。)
  4. 鍋に栗を戻し入れ、水をかぶるくらい入れて沸騰したら弱火にして5分茹でる。
  5. 流水で冷まして、栗をもう一度綺麗にして、鍋に戻し入れ、水をかぶるくらい入れて沸騰したら弱火にして、5分茹でる。
    (ゆで汁がきれいに澄んでくるまで3~4回繰り返す。)
  6. 鍋を綺麗にして栗を入れ、2カップの水を入れ、砂糖の1/2量を加えて、キッチンペーパーで蓋をして乾かないようにして弱火で15分煮る。(そのまま冷ます)
  7. 再度火にかけて、砂糖の残りの半分を入れて煮詰める。
  8. 出来上がりに煮汁を煮詰めて水あめ、薄口醤油を加えて栗に蜜を絡める。

【ワンポイントアドバイス】

鬼皮を剥くときに渋皮が傷ついているとそこから割れたり、崩れたりするので鬼皮を剥くときには慎重に、もしも割れてしまったら甘露煮にします。
太い筋は渋みの原因になるので必ず取りましょう。栗の筋は楊枝のようなものや指で丁寧に取りましょう。これが美味しさのポイントです。