カリフラワー・チーズ【Cauliflower Cheese】by りこりすさん

【料理紹介】

イギリスの冬の家庭料理の定番。
スクールディナー(学校給食)でも出される、ノスタルジックなメニューのよう。
そして、カリフラワーを使った料理といえば、真っ先に名前があがるのか、このカリフラワー・チーズでもあります。
要はカリフラワーを使ったグラタン。
ポッシュな言い方をしたい人が使うことはあるようですが、イギリスでは、グラタン(フランス語)という言葉をあまり使わない。
同じようなものにマカロニチーズがあり、こちらはマカロニグラタンのことです。

【人数】:2人分 【調理時間】:30分~1時間
【材料】
カリフラワー 300g
とろけるチーズ 50g
パン粉 大さじ2
*牛乳 150ml
*バター 12.5g
*薄力粉 12.5g
*ナツメグ 少々
*塩・胡椒 少々

【作り方】

  1. 耐熱皿にバターを塗っておく。
    オーブンを180℃に温めておく。
  2. 鍋にたっぷりの水と塩を入れ沸騰させる。その間にカリフラワーを小房に分ける。
    ※カリフラワーは茎も食べられるので、適当な大きさに切る。
  3. 沸騰したら、カリフラワーを入れて5〜7分、やわらかくなるまでゆで、コランダーにあける。
  4. カリフラワーをゆでる間に、*の材料(牛乳、バター、薄力粉、ナツメグ、塩・胡椒)でベシャメルソースを作る。牛乳を電子レンジなどで温める。
    鍋にバターを入れてやや弱めの中火にかけてとかし、薄力粉を加え、約1分かき混ぜる。
    温めた牛乳を少しずつ入れる。
    ※牛乳は最初は少しずつ注ぎ、ある程度ゆるみが出てきたら、玉じゃくし1杯ずつぐらいを入れる。
    牛乳を全部入れたら、かき混ぜながら約1分弱火にかける。
  5. 火から下ろし、とろけるチーズを加え混ぜ、ナツメグ、塩・胡椒で味を調える。
    ※火からおろすとき熱があるのでゆるいように感じられますが、冷めたらとろみが十分に出るので、この時点ではとろみがついたなと分かるぐらいでOK。
  6. 耐熱皿に2のカリフラワーをおき、5のチーズを加えたベシャメルソースをかけ、パン粉を散らす。
  7. 180℃のオーブンで約25分、表面がこんがりきつね色になるまで焼く。

【ワンポイントアドバイス】

ここではベシャメルソースを作り、そこにチーズを加えましたが、生クリーム100mlでもよし。
その場合は、コクを出すためにチーズを60gほどにするとよいでしょう。
ゆでたカリフラワーに生クリームを注ぎ、塩・胡椒をふり、チーズを散らして焼きます。
このレシピで使っているパン粉は、食感もですが、表面に凹凸を作って、焼き色をきれいにつけるため。
生クリーム+チーズの場合は、チーズの凸凹で焼き色がきれいにつくので、食感を気にしなければなくてもOKです。