牛肉のビール煮込み【Beef in Stout】by りこりすさん

【料理紹介】

牛肉とスタウト(ギネスに代表される黒ビール)は最高のコンビネーション。牛肉はシチュー用のスネ肉、ビールは必ずスタウトを。ラガーなどのビールでもいいのでしょうが、これは断然スタウトがおすすめです。

付け合わせは、コルキャノン(マッシュドポテトをアレンジしたもの)か、パセリのみじん切り、もしくはマスタードを加えたマッシュドポテトをぜひ。
シンプルなマッシュドポテトよりは、ちょっとアクセントのある方がよりマッチすると思います。
さらにソーダブレッドがあれば文句なしです。

【人数】:2人分 【調理時間】:1時間以上
【材料】
牛スネ肉 200g
タマネギ 1/2個
ビール(ギネスなどスタウト) 150ml(+適宜)
200ml(+適宜)
トマトケチャップ 適量
サラダ油 適量
薄力粉 大さじ1/2
バター 1枚
ローリエ 適量
適量
コショウ 適量

【作り方】

  1. タマネギはみじん切りにする。牛スネ肉は余分な脂の部分を取り除き、3〜5cmの角切りにする。
  2. 牛スネ肉に塩・コショウをふり、薄力粉をまぶす。
    ※新聞紙で袋を作り(ビニール袋でもよいのですが、この方がゴミの分別により気を回さない)、薄力粉を入れ、そこに塩・コショウをふって軽くもみ合わせた牛スネ肉を入れ、口の部分をもってシャカシャカふると、簡単かつ台所が汚れません(あらかじめ薄力粉に塩・コショウをふっておくという手もあります)。
  3. 鍋にサラダ油をひき、2の牛スネ肉を並べ、(中火で)焼き色を付けたらいったん取り出す。
  4. 弱火にし、バターを入れ、とけたら1のタマネギのみじん切りを入れ、軽く塩をふり、肉を炒めたときの焼け焦げなどをこそげ落とすようにしながら、しんなりするまで炒める。
  5. 3の牛スネ肉、水、ビール、トマトケチャップ、ローリエを入れ、ふたをして約1時間煮る。途中、鍋底が焦げ付かないように2〜3度確認をし、煮詰まったらビールや水を適宜加える。
    ※逆に、仕上がったときに水分が多いようであれば(シャバシャバの状態)、肉だけを皿に盛り、そのあと煮汁を煮詰めて、かける。

【ワンポイントアドバイス】

元々はキャセロール料理でオーブンで作ります。なので、煮込みはオーブンに入れてもOK。
ブラウンシュガーを加えたり、タイムやニンニクを入れるようですが、個人的にはなくてもいいかなと思います。
また、マッシュルームやニンジン、セロリと一緒に煮込んでもよいようです。
あらかじめ、食べる日を決めて、スタウトとローリエに2晩ぐらいマリネ(漬ける)させるもよし。
スタウトはわざわざ開けなくても、飲み残しで十分に量があれば、それを使えばよいでしょう。