ソフリットで簡単にトスカーナ風ラグーソースby マダムMsさん

【料理紹介】

イタリア家庭料理の代表格ともいえるのがラグーソース。ラグーとは“肉や野菜などを小さく切ってブイヨン、水、ワイン、ミルク、クリーム、トマトなどと煮込んだ料理”、という意味のフランス語 由来の言葉です。牛肉やパンチェッタ(豚バラ)やサルシッチャと呼ばれるイタリアのソーセージなどを煮込んだソースのことでイタリアでは地域によって、また家庭によって様々なタイプのラグーがあります。トスカーナ風(中部イタリア風)はトマトピューレを多く使い、トマトの存在が際立ちます。ラグーソースの中でも肉とトマトの両方の旨みをバランスよく使うタイプのラグーソースと言えるでしょう。今回はこちらでご紹介したソフリットを使って時短ラグーのレシピです。

【人数】:3人分 【調理時間】:15~30分
【材料】
牛挽肉 200g
※ソフリット 80g
トマト缶 400g
赤ワイン 10ml
オリーブオイル 20ml
塩・胡椒 適量
ローリエ 2枚
パルミジャーノレッジャーノ 適量

【作り方】

  1. 挽肉の重量の1%の塩をふっておきます。
  2. フライパンにオリーブオイルをなべ底にまわるくらいひき挽肉を平たく並べます。中火よりやや強めで火をつけ、そのまま触らず加熱します。
  3. だいぶ焼き色がついてきたら、大きなハンバーグを焼くような感じでやや強火にしてしっかり焼き色を付けてください。
  4. 焼けたら裏返しにして、トマト・※ソフリット・赤ワイン残りのオリーブオイルローリエを加えて挽肉をくずしながら20分ほど煮込みます。※ソフリットはこちらを参照ください。
    https://www.recipe-blog.jp/mypage/recipe/detail/1635631
  5. 茹でたパスタとソースを絡め、最後にパルメジャーノを混ぜ込み完成です。

【ワンポイントアドバイス】

★トスカーナ風ラグーは牛ひき肉を使うことが多いレシピで、牛肉の旨味を引き出すため、炒めて肉の水分を出すのではなく、崩さず焼き色を付け、メイラード反応により美味しく香ばしいソースにしました。