乾パン・サワーフルーツ・チョコケーキby 非常食研究会さん
【料理紹介】
乾パンマフィンと同じくバナナでしっとりさせていますが、
ココアとチョコレートを加え、ここでは果実酢を作った時の酢漬けのブドウを刻んで加えています。缶詰のフルーツ、酸っぱいもので。15cmスクエア型で焼きました。
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本日は新潟大学の主催の災害食のシンポジウムに行って来ました。
4人の講演とパネルがありましたが、共通していたのは、
「東京では食料備蓄は不足している」
「普段からの備えと、他者(他地域)との連携が重要」
倉庫に蓄えて、避難所で配る保存食ばかり想定している時代では無いという認識も。
大都会では、そもそも避難所スペースが足りないのです。
この分野の第1人者、奥田和子先生の講演にありましたが、
自衛隊の装備をもってしても調理できるのは1度に250人分。
東京では1500人が詰め込まれる避難所があると言われているのです。
1500食なんて、炊き出しなんて無理!なんです。
本当に怖いと思います。
ぜひぜひ、備蓄を、長期保存できなくて構わないので、
消費しながらの備蓄を。
それから、水が最優先だそうです。ちょいちょい買い足して下さいね。
各講演を要約に縮めたものをFacebookページに公開しました。
http://www.facebook.com/HIJOSHOKU
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【人数】:5人以上分
【調理時間】:30分~1時間
【材料】 |
乾パン |
50g |
薄力粉 |
50g |
ベーキングパウダー |
小さじ1/2 |
砂糖 |
大さじ2 |
バナナ |
1本 |
ココナツミルク |
100cc |
ココア |
大さじ1 |
ブラックチョコレート |
20g |
酢漬け、缶詰などのフルーツブドウ |
適量 |
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【作り方】
- チョコレートは刻む。フルーツも8mm以下くらいに刻む。
乾パンは丈夫なジッパー付きポリ袋に入れ叩くか押しつぶして細かくする。
細かいほどよい。この後ミルを使うときれいな粉になる。
- 粉類(乾パン、薄力粉、砂糖、ベーキングパウダー)を泡立て器でよくまぜる。
オーブンは180度で余熱スタート。
- 水分(バナナ、ココナツミルク)をジューサー/ミルでよく撹拌して粉類にまぜ、
チョコレート、フルーツをまぜ、型に入れて、180度で20分、様子を見ながら
160度で10分焼いて、取り出して、完成。
【ワンポイントアドバイス】
生のフルーツを使う時は一度電子レンジで加熱して使います。
フルーツから出る水分は生地に入れない方が無難ですが、入れる場合はその分ココナツミルクを減らして水分は同じ量にしてください。