初心者さんでも簡単♡アクアパッツァ♪by のんたんママさん
【料理紹介】
アクアパッツァとは南イタリアの漁師が作っていた家庭料理。
トマト,ニンニク,オリーブなどが魚貝の風味をさりげなく引き立ててシーフードが好きな方にはたまらない一品!!
アサリさえ砂抜きしておけば30分もあれば出来て簡単だし、見栄えするからおもてなしなどにも◎
私的にはガーリックトースト(8月4日投稿)と食べるのがお勧めです♪
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【人数】:4人分
【調理時間】:15~30分
【材料】 |
白身魚(下記参照) |
丸一匹 |
ニンニク |
一片(スライス) |
オリーブオイル |
大さじ3位〜 |
▲ベーコン |
1枚(無くても可) |
▲アサリ |
15粒程 |
▲白ワイン |
大さじ2 |
▲水 |
100cc程 |
▲トマト |
2分の1個(ぶつ切り) |
▲オリーブ |
適量 |
▲ケッパー |
適量 |
▲ハーブ類あれば |
少量(下記参照) |
パセリ |
適量(みじん切り) |
エキストラバージンオイル |
適量 |
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【作り方】
- まずアサリの海水と同様3%の塩水でアルミなどで蓋をして空気穴を開けて半日程塩抜きする。
(詳細は下記参照)
- ①が出来たら、魚を掃除して塩胡椒して10分程おく。
- オリーブオイルにニンニクを入れて弱火で香りが出るまで又はカリカリになるまで火を入れて取り出しておく。
- ②の水気を軽く拭き薄力粉をまぶして③の油でこんがりと焼く。
(鍋やフライパンに触れていない部分はスプーンで油をすくってかけてあげて下さいね)
- ▲を全部入れて中火〜強火で点火。
沸騰してきたら蓋をして弱火〜中火に落として10分ほど煮る
- 火が通ったら出来上がり♪
最後塩味を確認して微調整。エクストラバージンオイルかけ、パセリと③で取り出したニンニクチップを散らして下さいね♪
【ワンポイントアドバイス】
★白身なら何でも大丈夫だと思いますが代表的なものとしては,鯛やメバル,スズキ,ソイなどです。
★魚は鱗を落として内蔵を取ってキレイに洗って。塩胡椒はいつもの切り身の魚に塩をするよりしっかり目にして下さいね♪
お腹の中にも。塩味薄かったら味がボヤけてしまいます
★鍋、フライパンどちらでも出来ます♪
↓
鍋の質によっては焦げ付くので気をつけて下さいね♪
★ニンニクを取り出す取り出さない、切り方、カリカリにするかしないかはお好みでOKです♪
★鮮度が落ちている魚の場合は日本酒を振りかけで表面をこすり洗いキッチンペーパーなどで拭いてから塩胡椒するといいですよ。
あと(3)油では焼かずに別フライパンで油で引いて魚を焼き出てきた油をペーパーなどで拭き取るとさらに魚の臭みが取れますよ♪
★ハーブはローリエ、ローズマリー、タイムやオレガノなどあればいれても♪
★フレッシュトマトで酸味・甘味を加える。
また、ドライトマトを少し入れても☆
オイル漬けでなければ、EXVオリーブオイルに半日以上つけて使用。
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【初心者さんのために〜アサリの砂抜きのお話】
(ここからは知っている方はスルーしてくださいね♪)
アサリは買ってきたら砂をまだ吸い込んでいるかもしれないので砂抜きとのいう作業をします。
アサリが住んでいた環境にすればリラックスしてよく砂を吐くようです。
まず海水と同じ3%の塩水(1000mlなら30g)を作って、
表面を洗ったアサリを平たい入れ物に入れる。
できれば網のような物で底上げして(はいた砂を、また吸い込んでしまうので)
平らに広げたアサリに半分かぶるくらいの塩水入れ、アサリの住んでいる環境と同じように暗くするためホイルなどをかぶせて竹串などで空気穴を開けて20度位の場所でしばらく置いておく。
(アサリが砂を吐き易い温度帯のようです。
また25度を越す場所に放置していたらアサリが痛んでしまいます。)
時間はアサリが砂を吐きやすい環境なら4時間位で。スーパーで買ってきたものすでに砂抜き済みの場合もあるので吐く砂の量を見て時間を決めて下さいね。
砂抜き出来たアサリはザルなどに上げて30分は常温に置いておいたら吸い込んでいた塩も吐き出すのでいいようです。
そこまでしたらビニール袋に入れて冷凍庫へ!使う時は冷凍のままレシピどうりに使用できます。
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★★初心者さんへ〜魚に塩を振ることについてのお話★★
白身魚の場合基本魚の重量の2%の塩をして役10分ほどおいてから焼くことが一般的です。
ではなぜ魚に塩をするのでしょうか?
味付け以外でその理由は3つあります。理由も合わせて書いておきます。
【身に弾力がでてくる】
ふり塩をすると、塩の浸透圧の作用で塩分が魚の内部に入っていきます。
魚の身は塩をふる前はほぐれやすい状態なのですが、塩の作用で魚の身のタンパク質が変化しのり状になります。これを焼くことにより固まって弾力が出てきます。
【旨味が増す】
塩をふってしばらく置くことにより旨味も増します。
本来、タンパク質自体には味はありません。ふり塩をして、しばらく置くことでタンパク質分解酵素が働き、タンパク質がグルタミン酸や旨味のあるアミノ酸に変化します。
【生臭みが除かれる】
塩の脱水作用で魚の表面の水分が溶け出てくるんですが、そのとき魚に含まれる生臭い成分も一緒に出ていきますよ♪
★ちなみにサンマやさば、アジといった青魚の塩の量の目安は、魚の重さの3~4%。20~30分置くといいでしょう。
↓
これは白身魚より皮の下にも身にも脂肪分が多いため。
また生臭さも強いので、塩を多めにふってある程度時間を置いてから焼きます。