My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所

みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。

Text : Shunsuke Ohno Photo : Urara Nakamura(前編1~2p、後編1~3p), Akiko Saito(前編3p)

さいとうあきこさん圧力鍋で時短!簡単!うちごはん

圧力鍋研究家。調理器具メーカーでの圧力鍋をはじめとした調理器具全般の広告企画・レシピ監修などの経験をもとに圧力鍋のお料理教室「うちごはんラボ」主宰、圧力鍋を使った時短、簡単なのに本格的なレシピを多く手がける。NHK『あさイチ』の圧力鍋特集でも話題に。圧力鍋を使いこなすための無料のメール講座も開講中。プライベートでは2人のお子さんのお母さん。

家族のテンションが上がるおかずって?

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圧力鍋レシピのお料理教室「うちごはんラボ」を主宰するさいとうさん。「教室用のメニューの試作は日中に仕上げて自然光が入る時間に撮影しますが、試作がない日は、18時になるとキッチンに立つのが習慣になってます」。18時にキッチンに立って、お米を洗って水加減するところからスタート。19時にテーブルに並べて「いただきます!ができると、やったー!という気分になります」。
1時間足らずでもじっくり煮込んだ味が出せて、段取りよくお料理が進められるのも圧力鍋のうれしいところです。「煮物などは圧力鍋で最初につくって余熱で味を染み込ませます。ごはんは蒸らし時間も考慮すると18時35分くらいから炊き始めるのがベスト!」。余熱中はコンロから外して、その間にさっとつくれる炒め物やお味噌汁などを用意。
「とろとろに煮た牛すじや骨から肉がほろっと外れるスペアリブや鶏手羽などをごはんがすすむしっかり味のお料理にすると、家族のテンションもわかりやすく上がります(笑)」。

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数えること17個!というさいとうさんの圧力鍋コレクションからよくお使いのものを。(左下から時計回りに)アサヒ軽金属ゼロ活力なべ3.0L、パール金属クレア圧力鍋2.5L、ワンダーシェフオース4.0L、とメーカーもサイズもさまざまです。ふだんのお料理での使い分けはもちろん、レシピの試作でお鍋の種類ごとに仕上がりの差をチェックするのにも欠かせません。
とくに「圧力鍋の楽しさ&便利さに目覚めたのはこの圧力鍋がきっかけ」というのが写真左下のお鍋。「わが家には炊飯器がないので、食事のたびにごはんを炊くのもこの圧力鍋。白米なら火をつけて20分ほどでもっちりしたごはんが食べられます」。
フタの赤白のおもりを付け替えることで圧力を切り替えできるすぐれもので、「調理する圧力が違うと、食材の味も変わるんですよ! 」。

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カルディLOVERのさいとうさん、「調味料を選ぶときは、必ず裏の表示を見てなるべくシンプルな材料のものを選ぶように気をつけています」。マンネリになりがちなお料理に変化を付けたいときによく使うのが、(手前左から)コチュジャン、オイスターソース、そしてナンプラー。奥のカラフルペッパーもミル付きなので便利!
「おすすめの食べ方はドレッシングです。コチュジャン(小さじ1/2)、しょうゆ(大さじ1)、酢(大さじ1)、砂糖(大さじ1/2)、ごま油(大さじ1)、いりごま(小さじ1)を混ぜるだけで、サニーレタスやキュウリ、お豆腐などにぴったりのピリ辛ドレッシングになりますよ。ナンプラーもドレッシングによく使います」。
ナンプラーは、鶏のゆで汁(鶏ガラスープ)とレモン汁や塩レモンとあわせてエスニック風スープのレシピも教えていただきました。このスープでいただく野菜しゃぶしゃぶもご家族の人気メニューです。
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