好きなカレーランキング1位は?カレーに合うごはんの炊き方は?今さら聞けない「カレー」基本のき

好きなカレーランキング1位は?カレーに合うごはんの炊き方は?今さら聞けない「カレー」基本のき
日本の国民食ともいえるカレー。専門店や家庭の数だけ味があり、とても奥深いですよね。今回は、知ればもっとカレーがおいしくなるお話です。上手な保存ワザや、試してみたくなるリメイクレシピも合わせてお伝えします!
Kayoko*
Kayoko*
2019/08/10
2021/10/17
view

みんなが好きなカレーって?人気のトッピングはコレ!

ネットリサーチのDIMSDRIVEがモニター約4,000人に対して行った調査(※)によると、「好きなカレーの種類」は「ビーフカレー」がトップ。次いで、「ポークカレー・チキンカレー・カツカレー」と続きました。

「どのカレーが一番好き、もしくはおいしいか」では、「市販のルウで作ったカレー」が46.8%と断トツの1位。次いで、「カレーショップ・カレー専門店のカレー」が26.8%、「レトルトのカレー」が8.2%となりました。やはり、慣れ親しんだ家庭の味が好まれるようですね。

「好きなトッピング」の回答では、1位が「ゆでたまご」、2位が「チーズ」、3位が「生たまご」という結果に。スパイシーさをマイルドにする食材が人気のようです。その他には、「ナス・コーン・ニンニクチップ」など野菜類がトップ10にランクイン。苦手な野菜もカレーにしてしまえば食べられる、という人も多いかもしれませんね。

DIMSDRIVE「カレーに関するアンケート」より

ルウの箱にあるレシピが一番?カレーをおいしくするコツ

最初にご紹介したアンケート結果にもあったように、やはり多くの人がおいしいと感じるのは、市販のルウを使って家で作るカレーのようです。そこで知りたくなるのが、その“家カレー”をおいしくするコツ。

たとえばコクを出したいなら、玉ねぎをあめ色に炒めたり、にんにくやウスターソース、しょうゆなどを隠し味に加える方法もあります。

面倒に思いがちなあめ色玉ねぎは、電子レンジで下ごしらえをすれば時短でできちゃいます!コクと旨みがたまりません。

レシピをチェック!>>

甘みを出したいならなら、りんごやバナナなどのフルーツをプラス。香り付けなら、クミン、ローレル、ガラムマサラなどのスパイスをチョイ足しするのも効果的です。

一方で、じつはカレールウの箱に記載されたとおりの“王道レシピ”がいちばんおいしい、という意見もあります。さすがは国民食、味のこだわりは人それぞれ。いつもの作り方だけにこだわらず、いろいろなレシピや隠し味で作り比べてみるのもいいですね。

カレーがおいしくなるごはんの炊き方

おいしいカレーが完成したら、ごはんにもこだわりたいところ。カレーのとろみを引き立てるために、硬めに炊くのがおすすめです。いつもの水加減より1割ほど少なめにし、浸水時間も短めの30分を目安にすると◎また、白米に玄米や雑穀米を混ぜると、歯ごたえが出てカレーによく合いますよ。

カレー専門店風に、ごはんにスパイスやハーブをプラスして、色や香りづけを楽しんでも!黄色く仕上げるなら、お手軽なターメリックパウダーがおすすめです。

レシピをチェック!>>

ごはん以外でも!ナン&チャパティ簡単レシピ

とはいえ、カレーの作り方同様にごはんの炊き加減も好みはそれぞれ。それに、ごはん以外でもナンやチャパティと合わせたってカレーはおいしい!というわけで、簡単に作れるレシピをピックアップしましたので、バリエーションを増やして楽しみましょう♪

【ナン】

ホットケーキミックスとヨーグルトがあれば、お手軽にナンができちゃいます。オーブン不要で、フライパンがあればOKです。

レシピをチェック!>>

【チャパティ】

通常なら小麦粉(全粒粉)ベースで作るチャパティですが、こちらのレシピでは米粉や片栗粉でアレンジ。もちもち食感を味わえますよ。

レシピをチェック!>>

暑い夏におすすめ!カレーのリメイクレシピ3選

たっぷり作ったカレーのリメイクレシピといえば、うどんやドリアなどが定番ですよね。今回は夏にぴったりのレシピをご紹介します。

【カレーつけ汁そうめん】

カレーに出汁や醤油などで濃いめに味付けし、夏の風物詩そうめんでつけ麺風に。カリカリに焼いた油揚げを入れると、旨みが増します。

レシピをチェック!>>

【チーズカレートースト】

カレーとスライスチーズを食パンにのせて、こんがり焼くだけ。仕上げにキウイをトッピングすれば、爽やかな味わいに!

レシピをチェック!>>

【カレー麻婆豆腐】

夏にはホットな味も食べたくなりますよね。いつもの麻婆豆腐にカレーを入れて、スパイシーさをアップ!ごはんがすすみそう♪

レシピをチェック!>>

こわい食中毒!上手な保存方法とは?

最後に、カレーといえば絶対に注意したい食中毒対策も紹介します。まず避けたいのが、1日置いたカレーがおいしい、と室温で保存して翌日に食べること。「ウェルシュ菌」が増殖し、食中毒の危険があるんです。

調理後すぐに食べないときは、すばやく粗熱を取って冷蔵庫へ。小分けにしたり、ひと回り大きい鍋やボウルなどに水と氷を入れ、調理した鍋ごと入れて冷ましたりしましょう。再加熱するときは、鍋底や鍋の側面からしっかりかき混ぜ、カレー全体が空気に触れるようにして温めるのがポイント。

もし、翌日に食べ切れないときは冷凍保存しましょう。早く冷凍させるために、厚みのない容器で小分けにして下さい。食感の落ちやすい、じゃがいもやにんじんは、冷凍前に取り除くか潰しておくのがおすすめ。

くらしのアンテナでも、作り置きレシピで人気のスガさんに、「“週末の作り置きレシピ”のスガさんに聞く安心・簡単の食中毒対策!」として、ふだんから実践されている食中毒対策を教えていただきました。

※厚生労働省のホームページでも、食中毒の危険性や対策ウエルシュ菌についてくわしく紹介されています。

夏にはカレー!とはよくいったもので、アウトドアで、そして夏休みのお子さんのリクエストで、夏にはますます作る機会の増えるカレー。レシピや隠し味、食べ方にこだわるのはもちろん、食中毒にも注意して、おいしい手作りカレーを楽しみたいですね♪

※参考ホームページ
グリコ「なぜ?なに?コーナー/カレーを美味しくする方法を教えてください」
ハウス食品「こだわりカレー術」
ハウス食品「一晩寝かせたカレーには要注意!!夏も冬も気を付けたいカレーの保存」
S&B「カレーに合うライスバリエーション」
DIME「お米のプロに聞く!カレーが劇的においしくなるお米の選び方と炊き方」

▼調味料や野菜、お肉にお魚…上手な選び方や保存方法、使い分けって?これまでの記事をチェック!
「今さら聞けない!調味料&食材の基本のき」

お知らせ
アンケート回答でプレゼントがもらえる♪アプリダウンロードキャンペーン実施中!
この記事のキーワード
関連記事
新着記事