青じそ(大葉)を大量消費できるおいしいレシピ、冷蔵・冷凍の上手な保存方法、呼び方の違いを紹介!

青じそ(大葉)を大量消費できるおいしいレシピ、冷蔵・冷凍の上手な保存方法、呼び方の違いを紹介!
香り付け&彩り役として、料理をグッと引き立ててくれる青じそ(大葉)。束やパックでたくさん買ってきたものの、使いきれずに余らせてしまうことってありませんか?そこで今回は、おいしく食べられる大量消費レシピや上手な保存方法をご紹介します。青じそと大葉の呼び方の違いとあわせてチェックしてくださいね。
Kayoko*
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2019/06/22
2024/04/12
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説明できますか?「大葉」と「しそ」の違い

青しそ

薬味や刺身のつまに使う「大葉」や「しそ」と呼ばれるグリーンの葉。異なる呼び方がありますが、この違いって何かご存知ですか? しそは大きく分けると「青じそ」と「赤じそ」の2種類があり、青じその方が「大葉」とも呼ばれます。つまり、大葉はしその一種というわけ。梅干しの色付けに利用される赤じそに比べ、青じそは香り高いのが特徴です。

大葉と呼ばれるようになったのは、以前、青じそを販売するときに葉と花穂(かすい)を区別したことに由来するとか。葉の部分を「大きな葉っぱ」として、大葉といわれるようになったという説があります。

なお、花穂は穂じそとも呼ばれ、葉の部分と同じく上品な香りを持ち、刺身に添えられていることが多いです。花をこそいでしょうゆに入れると、穂じそならではの淡い香りがしょうゆに広がり、刺身をよりおいしく食べられます。

青じそと赤じその違いについて

青じそと赤じそ

先程、しそは大きく分けると「青じそ」と「赤じそ」の2種類があると解説しましたが、こちらについてもう少し深掘りをしたいと思います。

しそは漢字で「紫蘇」と書くことから、もともとは赤紫色をしており、青じそはそれが変種したものと言われています。

含まれている栄養はほぼ同じですが、青じその方がβ-カロテンがより豊富に含まれているなど、ちょっとした違いがあります。また、赤じそにはシソニンという色素が含まれており、この色素こそが赤じその葉の色に影響しています。

青じそと赤じそは風味にも違いがあり、しそ特有の香りが強い青じそは薬味や天ぷらに、赤みの強い赤じそは梅干しや柴漬け、しそジュースなど着色用として使われます。

しそによく似たエゴマの葉との違いについて

エゴマの葉

韓国料理に出てくるエゴマの葉もしそに似た形をしていて、どう違うの?と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。

しそとエゴマの葉の違いは葉の大きさと輪郭の形状にあります。全体的な大きさはエゴマの葉の方がしそより大きく、葉の輪郭は共にギザギザしていますが、エゴマの葉の方がその輪郭がなだらかです。また、しその葉はやわらかいのに対し、エゴマの葉はかたいことも特徴です。

実際に食べ比べてみるとわかりますが味も異なるので、エゴマの葉を使うレシピのときは、手に入るようであればぜひ購入してみましょう。

おいしい青じそ(大葉)は「香り」と「つや」が違う!

新鮮な青じその選び方は、香りと見た目がポイント。フレッシュな青じそほど香りが強いので、実際に手にとって確認してみてください。

見た目は鮮やかなグリーンで、変色していないものを選びましょう。茎の切り口が黒ずんでいないかどうかのチェックも忘れずに。葉は盛り上がっていて、葉先までピンと張り、つやのあるものが新鮮な証拠です。

青じそ(大葉)の上手な保存方法

冷蔵庫で保存するなら、立てるのが◎

青じそは乾燥に弱いため、ラップで巻いて野菜室で保存しましょう。水で湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包んでおくと、さらに乾燥を防げます。

空き瓶を活用すれば、鮮度がグンと長持ちします。瓶に少し水を注ぎ、青じその軸を下にして立てるように入れます。フタかラップで密閉して野菜室へ保存し、3日に1度水を替えましょう。葉の部分は、水につかると傷みやすいのでご注意を。

メイソンジャーなら青じそのサイズにぴったり!葉の部分が水に浸からないようにして冷蔵庫で保存するだけで新鮮さが長持ちします。

冷凍すれば1か月以上キープも!

青じそは冷凍保存もできます。1か月以上はフレッシュさをキープできるので、使い切れずたくさん残ってしまった時に大助かり。

水分をふき取り、冷凍用の密閉袋へ入れて保存しましょう。後で使いやすいように、ざく切りや粗みじん切りにしてからでもOK。その場合は、製氷皿などに入れて小分け保存すると便利です。

冷凍するとシャキッと感や色味は落ちますが、香りは残ります。料理に使うときは、解凍せずにそのまま和え物やパスタなどの風味付けとして活用できますよ。

しなびた青じそ(大葉)のみずみずしさを取り戻す裏ワザ!

野菜室できちんと保存していたつもりでも、しなびてしまうことってありますよね。そんなときは、水に浸せばばピンと元気になりますよ。調理の前に、氷水で10分程度がおすすめです。

青じそ(大葉)の下処理方法

調理で使う前に、下記手順で下処理をするようにしましょう。それぞれ詳しく解説していきます。

手順1.流水で葉の両面をやさしく洗う

まずは、流水で葉の両面を指の腹を使ってやさしく洗います。スーパーで売っているしそは一見きれいですが、必ず水洗いをしてから使いましょう。表面だけ洗いがちですが、裏面もお忘れなく。

手順2. 葉の水分を拭き取る

流水で葉の両面を十分に洗い終えたら、葉の水分を拭き取ります。まずはざるに上げて大まかに水気を切りましょう。さらに、キッチンペーパーで葉の表面についた水気をふき取ります。

手順3.茎の部分を切り落とす

最後に、固く食べづらい茎の部分を切り落とします。包丁のあて方によっては可食部分まで切り落としてしまうことがあるため、茎のみを切り落とすようにしましょう。

大量に使えて大助かり!青じそ(大葉)の大量消費レシピ5選

新鮮で香りのいいうちに食べ切りたい青じそ。ここでは、ド~ンとたくさん使えて大量消費できる、青じそが主役のレシピをご紹介します。

大葉のピリ辛オイル漬け

豆板醤を効かせたピリ辛だれに、青じそを一日漬けておくだけ。ご飯のお供やおつまみにピッタリです。

大葉おかか

刻んだ青じそとかつおぶし、塩といりごまを混ぜただけの簡単ふりかけです。冷蔵庫に20~30分ほど入れてなじませてからいただきましょう。

大葉みそ

みじん切りにした青じそと青唐辛子を、みそなどの調味料でとろみが付くまで煮込んだら完成。ご飯のお供やおにぎりの具におすすめです。

大葉餃子

白菜やにらを混ぜこんだ肉だねを、餃子の皮の代わりに大葉でサンド。香りよく軽い仕上がりなので、おつまみにぴったり!

大葉好きの為のパスタ

青じその風味を存分に楽しめる絶品パスタです。使用する葉の量は、一人分でなんと20枚!麺をゆでている間に葉を切って、最後に材料を和えるだけなのであっというまにできあがりますよ。

さわやかな香り&味わいの青じそは、鮮やかなグリーンもの色合いもとっても涼しげですよね。冷蔵・冷凍の上手な保存ワザや大量消費レシピを活用して、おいしさを存分に楽しんでくださいね。

※参考ホームページ
カゴメ「大葉(しそ)の保存/しその鮮度を長持ちさせる保存のコツとは」
キューピー「青じその保存方法」
旭化成ホームプロダクツ「保存テクニック/青じそ」
JAグループ「春・夏の旬野菜シソ(紫蘇)」

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