揚げても焼いても煮ても美味しい!鶏肉ラバーに捧ぐ絶品レシピ

揚げても焼いても煮ても美味しい!鶏肉ラバーに捧ぐ絶品レシピ
料理研究家・勇気凛りんさんこと岸田夕子さんが新刊「毎日食べたい111の肉レシピ」を発売されました!子供の頃に食卓に並んでいたという定番の肉炒めやトンカツ、ハンバーグはもちろん、アメリカで暮らした16年間で習得したブロック肉料理など、あらゆる肉レシピを1冊に収録しています。毎日の晩ごはんはもちろん、持ち寄りパーティーやおもてなしにもぴったりのメニューが見つかりますよ。
フーディストノート
フーディストノート
2018/05/02
2021/10/07
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今回は、本書の中からみんなが大好きな鶏肉レシピを中心に“胸・手羽元・もも”と部位別にご紹介します!アメリカで最もポピュラーだというチキンは、揚げても焼いても煮ても美味しく和洋中エスニックどんな味付けにもぴったりはまります。一人暮らしの方はもちろん、新婚夫婦二人の食卓にも、育ち盛りのお子さんがいるご家庭にも喜ばれること間違いなしです!

低糖高たんぱくで和香味きりり!自家製サラダチキン和香味

■材料(作りやすい分量)
鶏むね肉…1枚(皮なし・約300g)
塩…4g
酒…大さじ1
A 大葉(みじん切り)…10枚分
A みょうが(みじん切り)…1個分
A 山椒(粒)…2g

■作り方
1、鶏肉は縦半分に切る。切り分けた片方に入っている筋を切り取り、厚みを均一にする。もう片方も同様に厚みをそろえる。
2、塩、はちみつをもみこみ、ラップをかけて室温に30分おく。
3、2を耐熱皿におき、酒を回しかける。ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで1分半加熱し、裏返してさらに1分半加熱する。
4、熱いうちに3を肉汁ごとジップつきバッグに入れ、Aを加えてジップを閉じ、室温で冷ます。

■凛りんポイント!
・塩とはちみつさえあれば、しっとりサラダチキンに。塩は肉の重さの約1.4%、はちみつは約2%で調整してみてください。
・粗熱をとった状態で、ほぐせばサラダなどに最適。そのまま丸かじりしてもおいしい。今や誰でも知っている「サラダチキン」は、家でも簡単にできちゃいます。
・和の香味をたっぷりな和テイストのサラダチキンは珍しい。粒山椒が口の中ではじけて、しびれるおいしさです。

これぞアメリカン!アメリカンフライドチキン

■材料 2人分
鶏手羽元…6本
Aチリパウダー…小さじ1/2
A パプリカパウダー…小さじ1/2
A ガーリックパウダー…小さじ1/4
A ハーブソルト…小さじ1/2
A 白こしょう…小さじ1/2
A 塩…小さじ1/2
A 薄力粉…25g
卵…1個
揚げ油…適量

■作り方
1、Aをすべてボウルに入れ混ぜ合わせる。
2、別のボウルに卵を溶く。
3、骨に沿って1本切り目を入れた鶏肉を2にくぐらせてから1をまぶし、ラップをかけて室温に30分ほどおく。
4、160℃に熱した揚げ油で7~8分ほど揚げ、油から取り出して余熱で肉の中まで火を通す。粗熱がとれたら、180℃に熱した油で1分ほど揚げる。

■凛りんポイント♪
・骨の近くは火が通りにくいので切れ目を1本入れてください。
・スパイスをまぶしてから時間をおくと衣がはがれにくくなります。
・通常は手に入りやすいドラムと呼ばれる手羽元を使いますが、あばらや軟骨のついた鶏肉が手に入れば、ケンタッキーフライドチキンの味も夢じゃない!

もうやみつき!ガーリックてりやきチキン

■材料 2人分
鶏もも肉…2枚(各約300g)
塩…8g
オリーブオイル…大さじ4
A しょうゆ…大さじ4
A はちみつ…大さじ2
A にんにく(すりおろし)…1片分
つけあわせ
レタス、ミニトマト…各適量

■作り方
※LODGEスキレット9または101/4インチ使用推奨ですが、フライパンでも作れます。

1、鶏もも肉に塩をもみ15分ほどおいてからペーパータオルでふき取り、全体にオリーブオイル大さじ2をぬってもみこむ。
2、スキレットを強火で熱し、煙が出たら弱火にして1の皮目を下にして入れる。
3、肉の上からしっかりと押さえ、皮をスキレットに密着させたら、残りのオリーブオイル大さじ2を肉に回しかける。
4、そのまま動かさずにゆっくり火を通す。肉の側面を見て、高さの半分以上が白っぽくなったら裏返す。
5、3分ほど焼き、肉の側面すべてが白くなったら、スキレットに溜まった脂をペーパータオルでふき取る。
6、皮にかからないよう、混ぜ合わせたAを加えてひと煮立ちさせる。
7、肉を取り出し、食べやすい大きさに切り分けて皿に盛りつけ、スキレットに残ったタレをかける。レタス、トマトを添える。

■凛りんポイント♪
・パリッと焼けた皮には、食べる直前にタレをかけてください。
・フライパンではなくぜひスキレットで焼いてください。絶品に仕上がります。

いかがでしたか。どれも今すぐかぶりつきたくなる鶏肉おかずばかり。ちょっとの工夫で最高のお味に仕上がりますよ!その他にも、本書では最強の豚肉レシピや、牛肉レシピ、ひき肉、丼に盛り付けた肉ごはんまで、肉好きにはたまらないレシピが掲載されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪

『毎日食べたい111の肉レシピ』
岸田夕子 (著)

料理家・岸田夕子の自宅で頻繁に作る肉料理のあれこれを一気に111品まとめました。
掲載したレシピは、どれもこれも岸田家の家族が本当に好きで頻繁に食卓に載せていたものばかり。子どもの頃に食べていたものから結婚後、アメリカで暮らした16年間に覚えたブロック肉料理など、すぐに使えておいしい自信作がそろいました。

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★岸田夕子(勇気凛りん)さんのプロフィール>>


料理研究家、ロッジ公認料理研究家。シカゴ在住中の2006年より、料理レシピ投稿サイト「クックパッド」にオリジナルレシピの投稿を始める。その後ブログ「勇気凛りん*おいしい楽しい」を開設し、テレビ、新聞、雑誌などのメディアで活躍中。
著書に『毎日スキレット! 』(オーバーラップ)、『ロッジ発 スキレット絶品レシピ』『シカゴ発 絶品こんがりレシピ』(イカロス出版)、『いつもの野菜で気軽に作るデリ風サラダ SALAD STYLE』(扶桑社)がある。

協力:イカロス出版
撮影:佐藤朗

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