こんにちは！ヤミーです。

6月は、スパイスを使って世界の朝ごはんを作ろう！＜主食編＞ということで、今月はスペインへ行きましょうか♪


使用するスパイスは「パプリカパウダー」と「ブラックペパー」の2つ！
この2つを使って、いつもの食材を手軽にぐっとスペインっぽくして食べちゃいましょう！！



その前に、スペインの朝ごはんとは？

手軽にコーヒーと甘いものをぱっと食べて出勤して、その後10時ごろにもう一度、ボカディージョやコーヒーで2回目の朝ごはん（Almuerzoアルムエルソ）をとる人も多いそうです。

ランチタイムが遅いので、それまでにお腹が空くから途中で軽食をとるのだと思うのですが、この2回目の朝ごはんによく食べられるのが「ボカディージョ」というバゲットサンドです。

私はスペイン旅行中、どの街に行っても「ボカディージョ」を朝ごはんに食べていました。

「ボカディージョ」はカフェやバルにもありますが、オススメなのがハム屋さん！
ハム屋さんで一日中生ハムボカディージョが食べられます。



分かりますか？
上から生ハムがぶらさがってますよね〜。
その下にカウンターがあって、ケースの中には色んなサンドイッチがスタンバイしています。

メニューはこんな感じ。


上の方に「1€」となってる欄が、サンドイッチ「ボカディージョ」です。（店内にはもっとサンドイッチメニューがあります）
このお店はマドリッド。

マドリッド滞在中、毎朝ここで生ハムのボカディージョとコーヒーの朝食をとって、そこから遊びに出掛けてました。

市場でも街中でもボカディージョのお店は朝から、コーヒーとボカディージョをパッと食べて立ち去る人であふれていました。

ボカディージョにも地域差があって、カタルーニャ地方では、パンにトマトをこすりつける「パンコントマテ」にしたパンで、様々な具を挟んでいました。



パンにぬるのはバターでもなくオリーブオイルでもなく、トマト！
上の写真、チラッとトマトが塗ってあるのが見えてますが、分かりますか？
これが、バゲットがしっとりして食べやすくて、さっぱりと美味しかったんですよね。
中に特厚のじゃがいものオムレツがサンドしてあったのにペロリと食べてしまいました。



今回はそのスペインの味を再現したくて、バゲットにトマトをこすりつけたバゲットサンドの朝ごはんにしました。

具は焼いたベーコン。それではスペインっぽさが半分なので、パプリカパウダーとブラックペパーを振りかけました。

「パプリカパウダー」は、スペイン料理に欠かせないスパイスのひとつ。
調理にも使いますが、ハムやたこやじゃがいもに振りかけて食べることも一般的。
なので、パプリカパウダーを振りかけるとスペインらしさがぐっと増すというわけです。

ブラックペパーは、味を引き締めるために。
この組み合わせは肉にすっごく合うのでおすすめです。

ざっと作り方を写真で説明すると。

バゲットをフライパンで焼きます。


トマトをこすりつけて、


焼いたベーコンを挟んで、パプリカパウダーとブラックペパーを振りかけて


出来上がり♪

コーヒーと一緒に召し上がれ！
シンプルだけど、トマトとスパイスの効果で、スペイン気分になれますよ♪



そうそう！スペインでは、ボカディージョは作り置きしてあって、食べるときに温めてくれる店がほとんど。
これ、おうちでも使えるワザじゃないですか？

前日にサンドして、朝はオーブントースターで軽く温めるだけ。
忙しい朝がちょっと楽になりそうですね♪



パンコントマテのベーコンサンド
材料：1人分　調理時間：10分
バゲット　15cm
ベーコン　2枚
トマト　1/2個
GABANパプリカ＜パウダー＞　小さじ1/2
GABANブラックペパー＜パウダー＞　適量

作り方：

1、バゲットを横半分に切って、断面をフライパンで焼き、断面にトマトをたっぷりとこすりつける。

2、ベーコンもこんがりと焼く。

3、下のバゲットにベーコンを乗せて、パプリカとブラックペパーを振りかけて、上のバゲットをのせてサンドにする。



朝ごはんで楽しい旅を！

¡Buen viaje!

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