2012年8月 1日
クミンの香りとアンチョビうま味♪アレクサンドリア風!夏野菜のレンジ蒸し
クミンは古代ローマでも良くつかわれていたスパイス。
特に野菜料理には欠かせないスパイスのようで、アピキウスの『古代ローマの調理ノート 』に出てくる野菜料理には、クミンが多用されています。
その中の、ヒョウタンを耐熱皿に入れて蒸し煮にした料理を夏野菜で作りやすい材料にしてアレンジしました。
ゆでたヒョウタンを浅い皿に並べて、調味料とスパイスをふりかけて煮立たせる、とかかれたこの料理。
ナンプラーのようなものであったとかアンチョビのようなものであったとか言われている調味料‘ガルム’とクミンなどのスパイス、ビネガー、なつめやし、松の実、はちみつで調味されています。
それぞれの素材の味は、知っていても、それらを組み合わせるとちょっと想像できない感じですよね。
だけど、このほんのり酸味がきいたスパイシーな味は、シチリアのカポナータの元になったようにも感じるし、インド料理の様にも感じるし、モロッコのタジン料理の元になったような感じもする、どこか覚えのある味。
現代にも受け継がれてるな〜と感じます。
レシピでは作りやすいように、ガルムはアンチョビに、松の実はくるみ、なつめやしはレーズンに変えました。
作り方は、ただ材料を混ぜ合わせてレンジでチン!
それだけで、古代ローマの味をちょこっと感じることが出来ます。
写真では、チャパティを添えていますが、ごはんにも合います。
カレーのようにごはんにかけてもどうぞ。
夏野菜がごろごろっとたっぷり入ったロマンあふれる料理を、氷で冷やしたワインと一緒にどうぞ!
※古代ローマ時代のワインは糖分が残ったとても甘いものだったそうです。なので水で割って飲んでいたんですって。
アレクサンドリア風!夏野菜のレンジ蒸し
材料:2人分 調理時間:15分
なす 1本
ズッキーニ 1本
トマト 1個
クルミ 10粒
★GABANクミン<パウダー> 小さじ1
★GABANホワイトペパー<パウダー> 小さじ1/4
★塩 小さじ1/2
★レーズン 大さじ1
★アンチョビフィレ 4枚
★白ワインビネガー 小さじ1
★はちみつ 小さじ1
★オリーブオイル 大さじ1
作り方
1、なすは乱切りにして水にさらす。ズッキーニは幅1cmの半月切り、トマトはざく切りにする。くるみは粗く砕く。
2、耐熱ボールに水気をきったなす、ズッキーニ、トマト、クルミと★の材料を入れて混ぜ合わせる。
3、クッキングシートの落とし蓋をのせてレンジ(600w)で8分加熱したら出来上がり!
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