2010年9月10日
ただの野菜炒めなのに“ただの炒め物ではない”野菜炒め
はい。
ご覧の通り、ご家庭やラーメン屋さんなんかで見かけるような、なーんの変哲もない野菜いためです。
しかし、、、
クミンを加えるとこれが一気にインドや中東風の炒め物になっちゃいます!
今回はこの“クミンの威力”を最大限にお伝えするために、あえて“ただの野菜炒め”にしました。
『クミンで炒めおかず』というお題をいただいて、インド料理?それとも原産国の中東やエジプト料理がいいかしら?と、色々考えていたのですが、それらの料理はクミンを使ってあたりまえ。
いままでクミンを使ったことが無い方に、気軽に試していただくには、普段の料理に使えるのよ、とお伝えする方が良い。
と、考え尽くした結果がこの野菜炒めです。
もうねーほんと素晴らしく美味しいんですよ。
フライパンに油とクミンを入れて中火にかけて、香りが出たところで野菜を火が通りにくい順に投入。
(熱した油にクミンを加えると焦げてしまうので、火にかける前に入れること!)
後は最後に塩こしょうして出来上がり!
ね、作り方もほんといつものフツーの野菜炒めでしょ?
それがただ単に油にクミンを加えて炒めただけなのに、キャベツもピーマンももやしも何もかも、”ただの炒め物ではない料理”に変身します。
私が良く作るのはもやしのクミン炒め。
切らなくていいから、仕事で遅く帰った日のメニューのひとつだったりします。
野菜炒め同様、油にクミンを入れてからフライパンを火にかけ、香りが立ったところでもやしを投入。
さっと火を通して塩こしょう。
そうです。もやしだけの炒め物。
そう聞くと、え〜ちょっとさみしくない?って思うかもしれないけど、まったくもって出来上がった料理のお味は華やかで美味。
クミンってスゲーわ。
と友人たちにも言わしめた一品です。
『クミンを使えば(料理の)国が変わる。』とは同僚の名言。
まさに、それを感じていただけると思いますよ!
*********
★基本の分量★
具を何にしてもOKなので、目安となる基本の分量を出しました。
材料が肉でも野菜でも大体この割合でOKです。
塩の量は塩気のある材料(魚介類などのように)の場合は強いので、はじめは少なめにすると良いと思います。
冷蔵庫に今ある材料でお試しあれ!
材料:1〜2人分
野菜や肉 250g
油 大さじ1と1/2
クミンホール 小さじ1/2
塩 小さじ1/2
胡椒 少し
“ただの炒め物ではない”野菜炒め
材料:1人分 調理時間:15分
キャベツ 2枚
ピーマン 1個
にんじん 1/3本
玉ねぎ 1/4個
にんにく 1かけ
グレープシードオイル 大さじ1と1/2
クミン<ホール> 小さじ1/2
塩 小さじ1/2
胡椒 少し
作り方:
1、キャベツとピーマンは3cm角くらいに切る。にんじんは細切り、玉ねぎとにんにくは薄切りにする。
2、フライパンにグレープシードオイル、クミン、1のにんにくを加えて中火にかけ、クミンの香りが立ってきたら、にんじんをさっといため、玉ねぎ、ピーマン、キャベツの芯の部分を加えて玉ねぎが透き通るまで炒める。
3、2にキャベツを加えて油を絡めるように炒めたら、塩胡椒で味を調えて出来上がり!
*野菜いための油は減らすとしゃきっとした仕上がりになりにくいです。油は減らさない方がおすすめです。
*塩を加えたら素早く混ぜて火を止めます。ここで時間がかかると水分が出ちゃいますので、出来上がったら直ちに召し上がれ♪
*ごはんにも合いますが、ナンやトルティーヤにも合いますよ。
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