とってもシンプルなチキンカレー。

それがとびきり美味しいのは、やはり市販のカレー粉ではなくスパイスをブレンドして作るから。

”カレー粉を作る”ってなんだかとっても本格的で特別な感じがするけれど、やってみると、「な〜んだこんな簡単なことだったんだ！」と思います。

でも、どれをどのくらい混ぜればいいのかよくわからない、、、ですよね。

基本のブレンドはコチラを見ていただいて、私の場合、

クミン４：カルダモン２：コリアンダー２：ターメリック１

つまり、GABANミニパックなら、

クミン　４袋（約小さじ4）

カルダモン　２袋（約小さじ2）

コリアンダー　２袋（約小さじ2）

ターメリック　１袋（約小さじ1）

を混ぜ合わせればいいというわけ。

この量はカレー5〜6人前分。

ひとり分を作る場合小さじ2が目安です。（ひとり分だけを作る場合はちょっと多めに使います。）

愛するカルダモンとクミンが多めの配合がお気に入り♪

ブログでご紹介したときは、

クミン４：カルダモン２：コリアンダー２：ターメリック１：レッドペパー１

と、このときはレッドペパーも入った辛味のあるブレンドにしましたが、今はレッドペパーはカレーを作るときに加えるようにしています。

それにはちゃんとワケがあるのですが、詳しくは次回に。

で、スパイスセミナーで”スパイスをブレンドしてから時間をおくと熟成して風味が変わる”と教えていただいたので、今回作りくらべてみました！

スパイスを混ぜてすぐ作ったチキンカレーと1か月寝かせて熟成させてから作ったチキンカレー。
どのように違うかというと、これがほんっと全く違うんですよ！

熟成前

・口に入れた途端スパイスの風味がぱっと広がって、スパイシーと感じる。

・香りはクミンが勝っている。

・他の風味が強くたつのでカルダモンの風味は弱い。

1ヶ月熟成後

・カルダモンの甘くフルーティーな香りを感じる。

・食べるとスパイシー！というよりマイルドでフルーティーな感じ。

・どのスパイスの味がする、というのではなく全ての風味がまとまっていて、それ自体がひとつの他のスパイスには無い味になっている。

もっとも違うと感じたのは、熟成前はスパイスをそのまま感じるのですが、熟成後は複雑な味に変化していると言うところ。

あまりにも違うんで、ちょっとびっくり。

多めに作っておいてその味わいの変化を楽しんでみると良いと思います。

手作りカレー粉ならではの楽しみ方ですね。

夏休みのお子さんの夏休みの自由研究とかにしても面白いかも！？（と言うか私がやりたいかも〜。） 

------------------------------------------------------- 

手作りカレー粉でチキンカレー

材料：１人分　 調理時間：２０分
鶏もも肉　100ｇ
塩　小さじ1/8
たまねぎ　1/2個
にんにく　１かけ
しょうが　１かけ（親指の第一関節くらいまでの大きさです。）
★手作りカレー粉　小さじ2
★レッドペパーパウダー　小さじ1/4
サラダ油　小さじ1
トマト缶（カットタイプ）1/2カップ
ヨーグルト（よく混ぜ合わせて！）1/4カップ
塩　小さじ1/4

作り方：
１、鶏肉は１口大に切り、塩をもみこむ。たまねぎ、にんにく、しょうがは粗みじん切りにする。★は混ぜ合わせておく。
２、フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ、たまねぎ、にんにく、しょうがをいためる。たまねぎがしんなりするまでしっかり炒めたら、鶏肉を加えて表面の色が白く変わるまで炒め、鍋肌につかないように★を加えて香りが立つまで混ぜ合わせる。
３、２にトマト缶、ヨーグルトを加えて10分ほど煮込み、とろみがついて油が浮いてくる状態になったら味を見て塩を加えて出来上がり！

＊たまねぎがしんなりする前に焦げ付きそうになる場合は水を大さじ１〜２ほど加えてください。
＊塩は味をみて少しずつ加えてください。
＊辛いのが苦手な方はレッドペパーの量を半分にして試してみてください。

＊1人分ずつ作るときは小さじ2を入れるのですが、4〜5人前を一気に作るときは若干少なめに入れて味を見て調整してください。

手作りカレー粉でナッツライス

材料：１人分　 調理時間：10分

★手作りカレー粉　小さじ1
★レッドペパーパウダー　小さじ1/8
サラダ油　大さじ１

カシューナッツ　大さじ１

あたたかいごはん　200g

レーズン　大さじ１
塩　小さじ1/4
レモン汁　小さじ1

作り方：

１、★は混ぜ合わせておく。
２、フライパンにサラダ油とカシューナッツを入れて中火にかけ、香ばしい香りがたってきたらごはん、レーズン、★、塩を順に加えてパラリとするまで炒める。
３、２にレモン汁加えて混ぜ合わせたら出来上がり！