2009年8月28日
オレガノの香りをかぐと、地中海の豊かな自然のイメージとあいまって、とっても癒された気分になります。
オレガノというとイタリア料理、特にピザを思い浮かべるでしょうか。
ピザソースには必ずといって良いほど入っているハーブですよね。
このオレガノ、実はとっても古〜くから地中海沿岸地域で使われているハーブなのです。
どのくらい古くからかというと、古代ギリシャ・ローマ時代から。
その頃から料理や薬として利用されていたそうです。
オレガノの名前はギリシャ語で「山の喜び」という意味の「オロス・ガノス」が由来。
「山の恩恵」といったニュアンスですね。
オレガノの強い爽やかな芳香はもちろん、様々な効果が、古代の生活に潤いを与えていたんです。
それが今現在まで綿々と続いているんだなーと思うと、とてもロマンチックですよね♪
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そんなオレガノを使ったヤミー的オレガノ・ミックス、地中海料理の素をご紹介。
地中海料理の素(素材200gに対して)
・オレガノ 小さじ1/2
・塩 小さじ1/4
・にんにく 1/2かけ
・オリーブオイル 大さじ1
これをお肉やお魚にもみこんで焼けば、地中海風ソテーの出来上がり！
生野菜やタコやえびなどと和えれば地中海風マリネに。
パスタにも応用できます。
写真のプレートのお料理は、すべてこの基本の素を使って味付けしました。
焼く、和える、煮込むという調理方法の違い、素材の違いで、同じ調味でも味わいが違うんです。
手前の「豚肉のソテー」は、オレガノがお肉のくさみと脂っこさを消して、甘みを引き出しているし、右側の「きゅうりとタコのマリネ」はオレガノの爽やかな風味が際立っていて、淡白な味の素材にインパクトを与えています。
左側の「オリーブとフェタチーズのギリシャ風パスタ」は、オレガノとトマトの組み合わせの素晴らしさを感じます。
トマトのうまみが増すんですよね。
では、地中海の香りを感じるプレートをお楽しみください♪
■■基本編■■
豚肉のソテー
材料:2人分 調理時間:20分
にんにく 1/2かけ
豚ロースとんかつ用 2枚（200g）
Ａオレガノ 小さじ1/2
｜塩 小さじ1/4
｜オリーブオイル 大さじ1
作り方
1、にんにくはみじん切りにする。豚肉は筋を包丁で切る。
2、豚肉に１のにんにくとＡの材料をもみこみ１０分ほど常温で置いておく。
3、フライパンを中火で熱し、２を入れて両面こんがりと焼いたら出来上がり！
＊鮭やエビなども合います。
タコときゅうりのマリネ
材料:2人分 調理時間:10分
茹でたこ 100ｇ
きゅうり 1本（100g）
にんにく 1/2かけ
Ａオレガノ 小さじ1/2
｜塩 小さじ1/4
｜オリーブオイル 大さじ1
作り方
1、たこときゅうりは1cm角くらいのコロコロサイズに切る。にんにくはみじん切りにする。
2、ボウルに１のにんにく、Aの材料を入れてよく混ぜ合わせる。
3、２にタコときゅうりを加えてよく混ぜ合わせて出来上がり！
＊他の野菜でも。トマトとの相性がとってもいいのでトマトマリネにしても♪
＊冷蔵庫で30分ほど冷やすと味がなじんでさらに美味しくなります。
■■応用編■■
オリーブとフェタチーズの地中海風パスタ
材料:2人分 調理時間:15分
お好みのショートパスタ 160g
（フジッリを使用）
ブラックオリーブ 20粒
にんにく 1かけ
オリーブオイル 大さじ2
Ａオレガノ 小さじ1
｜塩 小さじ1/2
｜トマト缶（カットタイプ）1カップ
フェタチーズ 砕いて1/2カップ
作り方
1、パスタはパッケージの指示の通り茹でる。オリーブは水気を切っておく。にんにくはみじん切りにする。
2、耐熱ボウルに１のにんにくとオリーブオイルを入れ、クッキングシートを落としぶたのようにかぶせてレンジ（600w）で1分加熱する。
3、２にAと１のオリーブを加えて混ぜ合わせ、またクッキングシートを落としぶたのようにかぶせてレンジ（600w）で8分加熱する。フェタチーズ、1のパスタを加えて混ぜ合わせたら出来上がり！
＊トマト缶や具、パスタを合わせて400gなので、調味料が倍の量になります。
＊お好みの具を加えるときは具の重量で調味料の量を調節してください。
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