フーディストノートアプリ
山本ゆりの簡単♪週末カフェ朝ごはん
山本ゆり
山本ゆりの簡単♪週末カフェ朝ごはん

きよことアジサイの思い出*干物と野菜の定食で朝ごはん

山本ゆりさんのフーディストノート公式連載です。トーストやパンケーキ、納豆ごはん、味噌汁など、簡単でおいしいレシピをご紹介します。今回は「きよことアジサイの思い出*干物と野菜の定食で朝ごはん」です。
2016/06/24
2016/06/24
view
トマトチーズとツナいんげんのオ...
記事一覧
靴下の留め金が多い件と、マッシ...

おはようございます。

週末カフェ朝ごはんの時間です。


すっかり梅雨ですね。今日はちゃんと梅雨ってる。

アジサイがいたるところで咲き乱れています。

アジサイってなんであんなにきれいなんでしょうか。

梅雨の初めの、あの濃い青~濃い紫、ピンクがかった紫あたりの色がたまらなく好きです。だんだん色が落ちていくんですよね。


アジサイで思い出すのが

昔きよこが、家と神社の間の隙間みたいな土地(間違いなく神社の土地)にアジサイを育てていたことです。

育ててるって別になんの手入れもしてないけど

きよこの部屋の窓をあけたらふさぐようにアジサイが茂ってる状態なんで

いつも「おばあちゃんのアジサイみてみい」「キレイやろ」みたいに言ってました。

そこのアジサイ、それはもう毎年見事にブワァ咲くんで

きよこは毎年枝を切って、色んな人にプレゼントしてて。

プレゼントの仕方も、ビニール袋に数本アジサイをいれて、無言でドアノブにかけとくっていう

「えちょっと怖い」「なんなんこのアジサイ」ってなりそうなやり方なんですけど

たぶんみんな「きよこさんやろうな」って雰囲気やったんやろうし

きよこは毎年「みんなおばあちゃんのアジサイを待ってる」みたいなこと言ってたわ。

まあ、ほのぼのした思い出なんですけど

今思ったら

トータル的に犯罪ですよね。(他人の土地で他人が植えたアジサイを取りに侵入し、折って人に配る)



そんな今日は

干物です。※すみません、アジやと完全に思い込んでたんですけどどうみてもアジではない干物(おそらくえぼ鯛)です。

aji.jpg
●えぼ鯛の干物
●温玉大葉ごはん
●オクラとトマトのおひたし

●なめこの味噌汁

●水菜と玉ねぎのおかかサラダ

●ぶどう


京都の親戚からめちゃくちゃ美味しい干物を頂いたので、それで朝ごはんです。

しっぽが焦げてハラハラと崩れ落ちましたが、私は元気です。

aji立て.jpg
★えぼ鯛の干物
お酒を表面にちょっと塗って魚焼きグリルで両面こんがり焼く。

(しっぽが焦げたから取り出してしまったけど、絶対にもっとこんがり焼いた方が美味しい)

★水菜と玉ねぎのサラダ
食べやすく切った水菜と、ごく薄切りにして水にさらした新玉ねぎを盛り付け、かつおをたっぷりのせる。ポン酢とめんつゆを同じぐらいチョロッと垂らし、オリーブ油かごま油をちょっとだけまわしかける。

(面倒なんでタレは合わせておかず、個々にかけて、食べる時に全体をお箸で混ぜてます)

★なめこの味噌汁
鍋にだし汁かだしの素を溶かしたお湯を用意して味噌を溶かし、サッと洗ったなめこをいれてひと煮立ちさせる。沸騰する前に火を止める。あれば刻みねぎをたっぷりいれるとよりおいしいです。シャキシャキぬめぬめとして。

(なめこをいれてからだとぬめりで味噌が溶けにくいんで、先に溶かしてから入れてます)


おんたま.jpg
★温玉大葉ごはん
ごはんに温泉卵と細切りの大葉、黒白ごまを散らし、しょうゆか温玉についているタレをかけ、わさびを添える。わさび大好き。

オクラトマト.jpg

★オクラとトマトのおひたし
トマトは乱切り、オクラは板刷り(塩をふってまな板の上で転がして産毛をとる作業)をして1分ほど茹で、斜め半分に切る。冷めたら薄めためんつゆに浸して冷やし、すりごまをたっぷりふる。

(色が悪くならないように、ものすごく浅く浸してます。かけるだけぐらいの勢い。色が悪くなっても味が染みておいしいので、どっちをとるかみたいな感じです)




最後に


実際の最近の朝ごはん


納豆ウインナーほうれん草卵ゆかりふりかけごはん.jpg

納豆ウインナーほうれん草梅ゆかりふりかけ卵かけごはん
(NUHUYFTKG)



最後まで読んで下さってありがとうございました。

ブログもよろしければよろしくお願いします。含み笑いのカフェごはん「syunkon」

朝ごはんの雰囲気が好きな方は、このサイトもお勧めです。→朝時間.jp



トマトチーズとツナいんげんのオ...
記事一覧
靴下の留め金が多い件と、マッシ...
お知らせ
アプリのプッシュ通知で人気フーディストさんの連載更新のお知らせが受け取れます♪
山本ゆりさんのこれまでの記事
この記事のキーワード
この記事を書いた人
山本ゆり
山本ゆり

料理コラムニストとして活躍する3児の母。『syunkonカフェごはん』(宝島社)シリーズなどに代表される著書は、累計で700万部を超えるベストセラーに。身近な材料で簡単にできる料理と、ユーモアあふれる日常を綴ったブログから人気に火が付き、X(旧Twitter)・Instagramではそれぞれ100万人を超えるフォロワーから支持を集めている。

 

<ブログ>
「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」

<Instagram>
山本ゆり(@yamamoto0507)

<X(旧Twitter)>
山本ゆり(@syunkon0507)

 

※山本ゆりさんへの取材・仕事依頼はこちら