2017年7月をもって連載を終了させていただきました。
たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。

熱中症予防にも!夏のトマチーピック

  

お久しぶりです。

3ヶ月ぶりくらいの更新でしょうか?もっと?

5月にアメリカ、ナパバレーにある料理大学に入学して以来、

毎日忙しくあっという間に時間がすぎてしまいました。

前回は春の体を整えるレシピでしたが、

今回はもうすっかり夏!

関東地方も梅雨明けしたとか?

暑い夏には水分たっぷりの夏野菜で体の熱を冷まして

体の中からクールダウンしましょう。

tomatocheese3.jpg

簡単おつまみ☆トマチーピック

<材料>(作りやすい量 4〜5人分)

ミニトマト:250g

粉チーズ(パルメザンなど):大さじ2

オリーブオイル:小さじ1〜2

レモン汁(お好みで):小さじ1/2〜1

おろしにんにく:少々

バジル:5〜6枚(みじん切り)

塩、胡椒:各少々

①ミニトマトは洗って水気を切る。

②粉チーズからバジルまでの材料をボールに混ぜて、①のトマトを絡める。

 塩、胡椒で味を整えて出来上がり!


 よく冷やしてどうぞ!


 作り置きできるし、時間がたっても汁気が出にくいので、

 BBQや持ち寄りパーティーにもおすすめですよ。

 

 <薬膳メモ>

 薬膳では食材を選ぶときの簡単なアイディアとして、

 季節ごとにオススメの食材の色があります。

 春は青(緑)、夏は赤、秋は白、冬は黒といった感じで

 それぞれ、その季節に活発になる臓腑を助けたり、

 気候に合わせて体を整える食材が多くあるのです。


 夏はそんなことで赤い食材。


 トマトやスイカ、パプリカやミョウガなどです。

 トマトは体の熱を冷まし、水分を補ってくれる野菜。

 熱中症予防にぴったり。

 そして、夏に寝苦しいのは部屋が暑いのもありますが、

 体に熱がこもるのと、精神に関係の深い「心」の働きが活発になりすぎて、

 頭が興奮してしまうからです。

 そこで、体を冷やす寒涼性の食材を食べたり、

 「心」をクールダウンする苦味のあるものを取り入れるのがおすすめです。


 寒涼性:トマト、きゅうり、茄子、きゅうり、冬瓜、もやし、ハトムギ

     スイカ、バナナ、パイナップル、コーン茶、麦茶など

 苦味:にがうり、ミョウガ、ごぼう、セロリ、レタス、うこん(カレー粉)、烏龍茶


「SAI*dining おいしくきれいに」

ブログではナパバレーでの生活や

料理大学(CIA) 日記などいろいろ更新中。

ぜひ遊びにきてくださいね!

清水えり

中国政府認定資格である国際中医薬膳師の資格をもつ。身近な食材でおうちで簡単にできる薬膳をモットーに、中医学の理論に基づいてパーソナルな体質に合わせた料理や献立の提案が得意。定期的に料理教室「La Table de Eri」を開催。

ブログ「SAI dining」も好評執筆中。

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