実山椒の用意をする。
塩漬けの場合は
30分~1時間前に塩抜きをして。
生鰻についてる血を綺麗に洗う。
ヤカンにお湯を沸かし、
鰻の皮にさっとかける。
皮のぬめりが白くにごるので、それを綺麗に包丁の背などでこそげ落とす。
これが味を綺麗に仕上げるポイント!
鍋底の大きさにあわせ、鰻を3-4等分に切る。
表面の水分を拭き取り、本味醂と油を塗る。
油はオイルスプレーなどで吹きかけると少量で簡単に全体に塗れます。
テフロンシートに皮目を上にして鰻を並べ、魚焼きグリルで2-3分焼く。
皮をちょっと炙る感覚。
焼きすぎないこと。
鍋にクッキングペーパーを敷いて、6の鰻を今度は身を上にして綺麗に並べる。1段で入りきらなかったら積んで。
①の調味料を合わせて7の上からかける。
クッキングペーパーの四方隅を破って鰻の落し蓋にし、ヒタヒタまで水を注ぐ。
中火にかけ、鍋縁が泡立ってきたら、②の調味料を合わせて1/2を上から注ぎ、クッキングペーパー蓋をする。
ことことと、弱火で30分。
残りの②の調味料と③酒を加える。
《あっさり》仕上
あっさり仕上げにする場合は
ここで山椒を加えて、30分弱火で煮込んで火からおろす。
《こっくり》仕上げ
こっくりとした佃煮らしい仕上にする場合は1時間弱火で煮込み、山椒を入れてからまた弱火に掛ける。
《こっくり》仕上げ
15-30分で少々焦げた匂いがしてきたら火からおろす。
《あっさり仕上げ》
あっさり仕上げの状態
《こっくり仕上げ》
こっくり仕上げの状態
《比較写真》
右:あっさり。
左:こっくり。
このくらい、色が変わります。
お好みでどうぞ。
煮汁が残ったら、うな丼のたれなどにどうぞ♪
煮込む時の火は必ず弱火。
クッキングペーパーで包んで焦げ防止&落し蓋代わりを両方兼ねます。
実山椒はなくてもOK。
皮のぬめり取り・皮焼き・実山椒はどれも香りよく仕上げる為のものです。