昆布と耳昆布は水(1,200cc)に半日以上浸けておく。鍋に入れた昆布水を中火にかけ、沸騰する前に昆布を引き上げる。続いてだしパック3袋を入れ、中火で3分間沸騰させて煮出す。だしパックを引き上げ、だし汁を冷ましておく。
だしを取った昆布は結び昆布にしておく。
素材の下ごしらえをする。
大根は皮を剥き1.5cm幅の半月切りにして、面取りをする(型崩れを防ぐため)。表面に隠し包丁を斜め格子に入れておく(味を染みこみやすくするため)。米の研ぎ汁で水から茹で(えぐみを抜くため)、竹串がスーッと通るまで、半透明になったらザルにあげて表面をサッと洗い流しておく。
ニンジンは皮をむいて乱切りにして、熱湯でサッと下茹でしておく(えぐみを抜くため)。
里芋は天地を落としてから縦に皮を剥いて形を整え、ボウルに入れて塩ひとつまみ(分量外)をふり、もみこんでから流水で洗い流し、熱湯で下茹でして表面のぬめりを落とす。
(ジャガイモ(メークイン)の場合、皮を剥いて大きめ(2~3割り)に切ったら水にさらしておく。)
こんにゃくは水から茹でてアクを抜き、3等分に切ってから厚さを半分にし、直角三角形に切って、表面に斜め格子切りの隠し包丁を入れておく。
鶏手羽元は表面をサッと焼いて脂を滲み出させてから、熱湯をかけて霜降りにし、ザルにとって表面を流水で軽く洗って余分な血合いや脂、臭みを抜いておく。
ウィンナーは斜め切りに隠し包丁を入れておく。
厚揚げとさつま揚げは熱湯でサッと茹でて油抜きしておく。
ちくわは食べやすい長さに切っておく。
冷ました(1)のだし汁に、大根、ニンジン、里芋、こんにゃく、ゆで卵、結び昆布を入れて中火で加熱し、沸騰したら鶏手羽元を加えて約30~40分煮る。一旦火を止めて、蓋をして冷ます(味を染みこませる)。冷めてきたら、再び火を入れて、約30~40分煮る。これを何度か繰り返す。(もしくは、圧力鍋を使って時間短縮、あるいは、ル・クルーゼなど保温性の高い鍋を使って保温調理に任せる。)
食べる前にウィンナーや練り物を加えて、中火で約10分加熱し、辛子や柚子コショウを添えていただく。
里芋やジャガイモを入れるのが好みです♪
(里芋は父流、ジャガイモは母流)
だしのやさしい味わいを楽しみながら、辛子をつけていただくのも美味しいですし、「柚子コショウ」も良く合います☆