カラーピーマンと玉ねぎは5mm角くらい(押麦と同じくらい)のみじん切りにしておく。ニンニクは芯を取り除いてスライスしておく。
フライパンにオリーブ油とニンニクスライスを入れて弱火で熱し、ニンニクがシュワシュワと静かに揺れながら色づき、香りが立ち始めたら、玉ねぎとカラーピーマンを入れて中火で炒め合わせる。全体がしんなりとしてきたら、押麦とを入れて塩・コショウしてざっと炒め合わせ、火を止めて皿に広げて冷ましておく。
冷凍パイシートを冷蔵庫に30分くらいおき(常温なら10~15分)、4等分に切り分け、麺棒で3~4倍(鯛の切り身より約2cm大きめ)に広げる。
鯛の切り身をバットに広げ、目立つ骨を骨抜きで抜き取り、塩・コショウをまんべんなくふりかけ約5分おいてなじませる。身に浮き出た水分はキッチンペーパーでおさえておく。
1枚のパイシートの上に(2)の麦フィリングを大さじ2杯分くらい広げ、鯛の切り身を皮が上になるようにのせて、もう1枚のパイシートをかぶせ、周囲を閉じてフォークでおさえる。上面に約1cm幅の切れ込みを入れて、卵黄液(卵黄を水で溶きのばしたもの)をハケでまんべんなく塗っておく。これを4個作る。
天板を入れずに予熱した210度のオーブンに入れて約8分加熱し、190度に下げて約10分焼く。
ソースを作っておく。ソースパンに赤ワインを入れて火にかけアルコールを飛ばし、酢、しょうゆ、ハチミツ、レモン汁を加えて、ときどき鍋を揺らしながら、とろみがつくまで煮詰める。
皿に付け合せ野菜と焼きあがったアツアツのパイをのせ、ソースを添えて出来上がり。
なんといっても炒った乾燥押麦をフィリングに加えるのが決め手!
加熱すると、麦が余分な水分を吸収し、鯛と野菜の旨味を凝縮して蒸しあがります。
プリッとした食感がアクセントになって、とっても美味☆
サクサクのパイに仕上げる魔法の食材、それが押麦です!
アメリケーヌソースやバルサミコソースがよく合いそうですが・・・
家庭にある一般的な調味料を組み合わせて美味しいソースを作ってみました☆
バルサミコ酢をイメージして、赤ワインをベースに酢を加え、赤ワインに意外と相性の良いお醤油もプラス!
ほんのりとした甘みとまろやかさを奏でるハチミツを少し加え、酸味を残すためにレモン汁も入れてみました。