ナスは薄いいちょう切りにして塩水に約5分さらし、ザルに上げて水気をよく切ってから、ナス用の「◇合わせ酢◇」に一晩漬け込む。
キュウリは5mm角くらいの粗みじん切りにして、キュウリ用の「▲合わせ酢▲」に1時間以上漬け込む。
白米を研ぎ、炊飯器に入れて3合の目盛まで水を注ぎ、 そこへ大麦を加え、麦の2倍量の水(2カップ分)を注ぐ。約30分浸水して、炊飯する。
麦ごはんを炊いている間に、酢飯用の「●合わせ酢●」を作っておく。●の米酢、砂糖、塩、新ショウガの皮を鍋に入れて弱火で加熱し、砂糖と塩がしっかり溶けてグラグラとやさしく煮立ってきたら火を止め、昆布を加えてそのまま冷ます。
新ショウガは細かいみじん切りにする。
炊き上がった(3)の麦ごはんを飯台に移し、(4)の酢飯用●合わせ酢●をまんべんなくかけて、手早く切り混ぜる。全体的に酢がなじんできたら、(5)の新ショウガと炒り白ゴマを加えてさらに混ぜる。扇風機またはうちわで風を送って冷ます。
(6)が冷めたら(1)のナスと(2)のキュウリを混ぜ合わせる。
好みの具をトッピングして出来上がり。
麦ごはんの大麦の割合はお好みで調整してください。
大麦をたっぷり入れると、パラパラして時間が経ってもくっついたり団子状になりにくいです。
酢飯に麦ごはんを使うことで、プチプチとした食感が楽しめるとともに栄養価がアップします!
新ショウガの爽やかな香りを効かせるために、合わせ酢を作るときに新ショウガの皮を加え、酢飯にも新ショウガのみじん切りを散らしました。
新ショウガの豊かな香りのおかげで、合わせ酢の砂糖や塩の量が普段の約半分で済みます。
ナスは薄いいちょう切りにして一晩ショウガ甘酢に漬けておいたものを混ぜ込みます。
塩もみの浅漬けよりも、酢漬けにしておいたほうが酢飯とよくなじんで、ナスの皮のきれいな濃紫色と身の乳白色が保たれます。
キュウリは大麦と食感を合わせて粗みじん切りにしてみました。
やはり、ショウガ甘酢に漬けておきます。
酢飯の具にもしっかりとショウガ甘酢の味を染みこませておくことで、薄味でも美味しくいただけるよう工夫しました。