料理や家事がもっと楽になる！プロが実践中の時短テクニックとは？

「ワークトライアングル」とは、シンク・冷蔵庫・コンロの3点を線で結んでできる三角形のこと。この3点が正三角形に近い形で、2・3歩で動けると家事効率が良いと言われています。この三角線上に調理家電やごみ箱があると、さらに効率がUPします。

といっても、ご家庭の間取りによっては難しい部分もあると思います。その場合は、「家事の動線」を意識してみましょう。自分の両手を広げた範囲に、よく使うものを置いておくと、ぐっと家事が楽になりますよ♪

ご飯を食べるとき、箸やフォーク、小皿など使いますよね？その都度取りに行くなら、あらかじめセットにして1回で食卓に出すと、それだけで十分な時短になります。

カトラリー以外にも、朝食で使う茶碗や取り皿など、よく使うものをセットにしておくと、ワンアクションで取り出すことができ、作業が効率化できます！

本間さんは、菜箸を使わず、先の浮くトングを愛用！菜箸も便利ですが、ちょっと置いておくときに、置き場所に困ったり、小皿を取り出したりと手間がかかってしまいます。先が浮くトングを使えば、小皿は不要。ちょっとしたスペースがあれば、すぐ置くことができるので、ここでも時間の短縮に！

「ボウルで混ぜて、器に盛る」と、洗い物の手間が増えてしまいます。
それなら、保存容器で混ぜてそのまま食卓へ出しましょう！最近はガラス製のシンプルな容器など、器としても使えそうなオシャレでお手頃な容器が多数あります。衛生面を考えて、取り箸を添えれば、余ったときにそのまま冷蔵庫へもしまえるのでおすすめです。

料理中、レシピ本をよく見るという方におすすめなのがこちらのアイデア！
壁にフック付き吸盤を付けて、レシピを挟んだスカートハンガーをかければ、作業しながら楽にレシピを見ることができます。レシピ本が大きくて、調理スペースをひっ迫するといったお悩みも解消できそうですね！

油が飛んだり、野菜くずなどで細かなゴミが出がちなキッチンをきれいにしておくためには、調理後軽く床掃除ができると◎。

本間さんは、冷蔵庫横の隙間に水の出るスプレーモップ（ネットショップやホームセンターなどでも見つかります）を置いていて、片付けの最後にささっと掃除。これを日頃から心掛けると、常にキッチンの床はキレイ。毎日気持ちよく料理ができますね！

▼知的家事プロデューサー・本間朝子
http://honma-asako.com/

自分自身が仕事と家事の両立に苦しんだ経験から、家事の効率化役立つメソッド「知的家事」考案し、メディア講演等を通じて提案。著書に『家事の手間を9割減らせる部屋づくり』（青春プレイブックス）、『幸せを呼ぶ家事「時短」の楽しい小ワザ88』（祥伝社黄金文庫）『「片付く仕組み」の作り方』（王様文庫）、『欲しかった “あと１時間” 手に入れる 時短家事メソッド』（KKベストセラーズ）。

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