【Weekend Flower】そろそろ梅雨入り、紫陽花の美しい季節です。毎日続く暑さには、つるっと冷たい麺類やエスニック料理が恋しくなりますよね。そんな夏のはじまりのテーブルにぴったりな、目にも涼しげなしっとり和テイストと、ワンコインで簡単素敵なアジアンテイストをご紹介しましょう♪
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ブルーの紫陽花が美しい季節、今が旬の「トルコキキョウ」とみずみずしいグリーン「利休草」をあわせて、蕎麦猪口を使った和テイストの花あしらいをご紹介します。
【材料】(蕎麦猪口4つ分の材料)
*紫陽花(アジサイ) ブルー系 2房 (←1/2~1本程度)
*トルコキキョウ(リシアンサスとも言います) グリーン・八重咲き 1本
*利休草(リキュウソウ) 2~3本
*蕎麦猪口 4個
*切花鮮度保持剤 ※最近は花屋さんで小袋をつけてくれるところが増えています
【作り方】
1.大きめの空のペットボトルなどを活用して、切花鮮度保持剤を分量どおりに希 釈した「水」を用意します。
2.蕎麦猪口を横一列に並べ、それぞれ8分目ぐらいまで1の水を入れます。
3.トルコキキョウは1輪ずつに切り分け、利休草も10cmくらいの小分けにカットします。利休草の先端部分のくるっとした蔓はデザインに使用したいので、先端部分は20cmくらいに長めにカットします。
4.紫陽花も蕎麦猪口の器の端に花がちょうど乗っかるぐらいの長さにカットします。蕎麦猪口内の水に葉が浸からないよう、下葉も取り除きます。
5.蕎麦猪口に、紫陽花とトルコキキョウを交互に活けます。トルコキキョウのつぼみは紫陽花の方に活けるなど、それぞれが繋がったアレンジに見えるようにします。
6.最後に利休草をあしらいます。花と花の隙間を隠すように全体的にまんべんなく入れます。先端の長い蔓はアクセントになるよう、宙に飛ばすように軽やかに活けましょう。
<ご参考>もしあれば、蕎麦猪口アレンジの下に夏の柄模様の手ぬぐいなどをセンターライナー代わりに敷くと、ちょっとしたおもてなしのテーブルになります。最後に花に霧吹きをかけてあげると、しっとりした和の風情が増して素敵です。
今回の材料は、短くカットせずに、そのまま束ねて花瓶に活けても素敵なテーブルの花飾りになります。が、あえて水に浮かべるようなあしらいをすることで、より一層目にも涼しげなテーブルコーディネートになります。優しいブルーの紫陽花と白グリーンの花々に、藍色のライナーやランチョンマット×白い器など、凛とした和の雰囲気がよく似合いますね。
そして合わせる蔓性のグリーンも、例えばアイビーのような洋風のグリーンではなく、利休草のような清涼感がある和のグリーンがおすすめです。利休草は、かの千利休が愛したお茶花。旬の今は手に入りやすいグリーンですので、ぜひお試しくださいね!
透明なグラスに葉を沈めて模様を作り、そこにちょこっと花をあしらえば出来上がり!キャンドルをプラスすれば、素敵なおもてなしのコーディネートにも♪
【材料】(グラス4つ分の材料)
*デンファレ(画像で使用しているのは花が小さ目で茎が長いタイプ) 1本
*ミスカンサス 20本
*グラス 4個
*フローティングキャンドル 2個
*切花鮮度保持剤 ※最近は花屋さんで小袋をつけてくれるところが増えています
【作り方】
1.大きめの空のペットボトルなどを活用して、切花鮮度保持剤を分量どおりに希釈した「水」を用意します。
2.グラスに8分目ぐらいまで1の水を入れます。
4.デンファレを小分けにカットし、2つのグラスにいけます。残ったお花はお皿やナフキンにあしらうなどワンポイントの飾りに使いましょう。
5.残りの2つのグラスにはフローティングキャンドルを浮かべ、食事の前に灯をともせば、いっきにムーディなテーブルになります!
ガラスにグリーンの葉模様、というだけでとても涼しげですが、プラスする花の種類や色を変えるだけで様々なテイストに早変わり!覚えておくと便利な夏の花あしらいです。お料理やテーブルコーディネートのテーマに合わせてぜひお楽しみください♪
TEXT&STYLING NORIKO OGAWA (Flowering Japan Council)
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